”αcrux 6th LIVE "REPORT in SPACE ALTA (2003.11/23 SUN)





LIVE REPORT 


★はじめに




今回は[CROSS COVER JAPAN 2003]に参加しました。
というか、そのライブ自体の企画をしてしまいました。(笑)
昨年秋頃に、バンドの交流、お客さんの発掘を目指してJ-FUSIONコピーバンドを集めて
ライブを企画しようかな〜なんて漠然と考え始めたのがきっかけです。
そんな折、本家CROSS OVER JAPANの企画が出され、正直「先を越されたぁ」とか思ってましたが(笑)
それならコピーバンドは[CROSS"C"OVER JAPAN]だとカシオケヤ前田さんと決めました。

当日、いやそれ以前の段階から「ライブ運営」「αcruxリーダー」「SILVER WINGリーダー」と
未曾有の役割重複に翻弄していましたが、なんとか盛り上がりとてもうれしかったですね。
「楽しい事は待ってないで自分で造る!」というモットーを実践できて大変よかったと思ってます。
前向きに大変なこと、苦しいことに立ち向かった向こう側には、何気なく流されていてのでは
味わえない達成感、持ち得ない自信を得られますね。
今回はライブ運営、バンド運営にてそれを実践しましたが、これは日常の中にでも持っていきたいなぁと
思ってます。
しかしながらこの実践に欠かせないのは周りにいてくれる、助言をいただける、サポートをいただける
方々がいるからこそです。今回の参加された各バンドメンバー含めお客さまにも様々な形でサポートして
いただきました。本当に感謝しております。ありがとうございました。

★ライブセットリスト(全体)

今回は5バンド合同ライブということで会場も一時的に入りきれない数にも膨れ上がり盛り上がりました。
個人的にも全て好きなバンドのコピーバンドが集結していたので運営を忘れて会場で腕を振り上げてました。(笑)

全体のセットリストは↓です。どうでしょうか?ゴージャスですね〜。(笑)

※カシオケヤ(カシオペア コピー):

1.LOOKING UP 2.CYBER ZONE 3.SUGGESTIVE ONE 4.ONCE IN A BLUE MOON
5.WINDY SUNSHINE 6.ときめき 7.ASAYAKE

※SILVER WING(国府弘子 コピー)

1.SMOOTH STRUTTIN' 2.ENGLISHMAN IN N.Y. 3.IN YOUR ARMS
4.MY HEART WITH YOU 5.BARE FOOT STEPPIN' 6.CARAMBORA 7.SLING SHOT

※濱線ネットワーク(スクエアー コピー)

1.勇者 2.宝島 3.明日への扉〜4.TRAVELLERS〜5.SAVANA HOTEL〜6.OMENS OF LOVE〜7.IT'S MAGIC
8.風の少年 9.TWILIGHT IN UPPER WEST 10.RADIO STAR  11.TRUTH

※i-uco(ナニワエクスプレス コピー)

1.JASMIN 2.ORIENTAL MAKIN' LOVE 3.NIGHT FLOWER 4.EMERGENCY 5.YOU GOT THE LOVE 6.BELIEVIN'

※αcrux(高中正義 コピー)

1.BLUE LAGOON 2.RAINY DAY BLUE 3.SAUDADE 4.THUNDER STORM 5.PALM STREET
6.PLUMED BIRD 7.YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE 8.READY TO FLY

★ライブレポート(αcrux)



今回はORIGINALドラマーの中里さんが所用のため欠席。急遽トラで池ノ谷君に参加していただきました。
また、パーカスもWEBで募集して栗山さんが参加されました。
ということで、DRUM/BASS/PER X 2/KEY/PIANO/SG/LG 総勢8名での演奏です。
これは往年の高中バンド(当時はそう呼ばれていた頃ありましたよね?)と同じ人数です。
リハの時からその音圧というか迫力がビシビシでてて楽しかったですね。その上何故かまとまりも
あっていつもより少ないリハ数でライブに臨みました。
(スケジュールも中々合わなかったのが実情ですが ^^;)
衣裳もまた調達してしまいました。色スーツに白靴。。完全に歌舞伎町仕様です。(笑)
でも何だか赤よりも評判よかったみたい。。(やはりその道まんまの格好だからですか?)
今はクローゼットでおとなしくしてます。(笑)

1.BLUE LAGOON(2001年LIVEバージョン:一部改)

本家CROSS OVER JAPAN 2003では最後の曲でしたね。今回のライブ趣旨から言っても高中さんの最人気曲で、
順番としては最後かな。。とも思いましたが、僕の中の最人気曲は例の曲(笑)なのでBLUE LAGOONはトップにしました。
この勝手なところが組長と呼ばれる要因でもあったりして。(爆)
でも掴みも大事っちゅうことでよしとしましょう。バージョンは7月ライブと同じく最近のものにしました。
今思うところはパーカスが2人いたならSUPER TAKANAKA LIVEバージョンもカッコよかったかな。。とも。
でも途中ブレイクしない、流れるように押せ押せという意味でこのバージョンも中々好きです。
ギターソロ部分のMATSUURA君のハモリも相変わらず気持ちがいいし、SASAGAWAさんのストリングスも浮遊する感じ
がでてます。7月ライブ時は弦が切れたんですが、今回はとにかく弦がきれなくてよかった。(笑)

2.RAINY DAY BLUE(SUPER TAKANAKA LIVEバージョン:後半ソロ改)

この曲のギター、何回やっても苦手です。(笑)後半ソロなんて高中さんのフレーズはコピーする気になれないし。(^^;
結局自分流のソロにしちゃいました。一部メンバーの評判はいいんですが「納得いかねぇ〜。。」と
リハ終了時に自分ではぼやいてました。(笑)本番は。。。まぁまぁかな。(←前向き 笑)
選曲はMATSUURA君とNanaさんに強引に決められた感のあるこの曲ですが、全体から見ると
中々いぶし銀の曲でした。アレンジされたNanaさんのソロ、HAYASAKIさんの中盤の跳ねたソロ、
見所は十分だったように思えます。池ノ谷君のドラムもギターフレーズを意識したおかずがさえてましたね。
リズムの間に入るパーカスが絶妙でした。

3.SAUDADE(2001年LIVEバージョン)

この曲は、αcruxでも過去2回やってますね。今回はパーカスが二人ということで望むgroove感が
でてきたと思います。弾いてて楽しかったです。前に前にノリながら、それでいて走らない。。っていうのは
難しいですねぇ。もたるのは最悪ですが。(^^;
花いちもんめ状態のギター掛け合い、この動きは、、何だか懐かしかったね。
2NDライブでやった動きですよ。(ビデオ見返したら)
途中のMATSUURA君のカッティングもかっこいいし、ボコボコいうリズム隊のうねりもすごかったですね。
(アタマが分からなくなるときも多々あり:汗)

4.THUNDER STORM(OCEAN BREEZEバージョン)

これも7月ライブ時の選曲ですね。相変わらず燃えます。ソロ回し的な曲なので各メンバーの個性が光り
ライブ向きの曲ですね。Nanaさんのシャキシャキしたソロ、MATTSUURA君の完コピ状態の怒涛のソロ、
SASAGAWAさんのうねるようなソロ、良かったですね。SASAGAWAさんのソロ、両手を交差しててステージ上で
思わず「猫ふんじゃった」を連想してました。(笑)
こういう曲やると決まって僕のギターは走るので、「落ち着いて弾け〜!!」とずっと思って弾いてました。
サイドブレーキを弾いたままアクセルON状態だったのですが、結局SPEED違反でした。まだ走ってます。(^^;

5・PALM STREET(原曲バージョン 改)

αcruxとしては新曲です。もともと好きだったのですが演ってみてこの曲はいいですね。とても楽しい。
ツインパーカスの本領発揮といったところでしょうか。KOJIMAさん、栗山さんの息もぴったり合って
さらに怒涛のティンバレスも入れてもらいました。池ノ谷君ののドラムも安定したGROOVEを出してもらって
すごく気持ちよかったです。
この頃から栗山さんの動きが激しくなってきました。(笑)
この曲では、MATSUURA君のギターは欠かせないですね。リハの時からフェイザーのかかったコードワーク、
サビ部分のハモリは感激してました。(こっそり 笑)
後半はNanaさん結構遊んでますね。silver wingの緊張がとれて本領発揮でした。
終わり方を悩んでましたが、ドラムソロにしたら?というSASAGAWAさんの案を採用し、さらにキメを絡めたものに
アレンジして怒涛のドラムソロにそのまま移行です。

−ドラムソロ−

あなたは千手観音ですか?と思うほど手数がすごい。。思わず合掌しなければという気にもなります。(笑)
この箇所をこれこれこういう風な感じでドラムソロ入れて〜。。と例によって組命令のような指令を
出しましたが、何のためらいもなくリハでボコボコやってました。メンバー皆、唖然でしたね。(笑)
最高でしたよ。池ノ谷君

6・PLUMED BIRD(横浜スタジアムLIVEバージョン)

怒涛のドラムソロから例のハイハットの刻みが始まって、PLUMED BIRDに突入です。
ピックノイズ入れたらすっかりアタマが分からなくなってしまって(^^;、結局1.2.3始まりでした。(笑)
今回のPLUMEDはSPEEDが結構早かったのですが、今まででは一番のノリがでたと思います。
ユニゾンも早いわりにはきっちり聞こえてましたね。
ユニゾン部分の手上げも客席に手がたくさん見えました。ありがとうございます>お客様
この曲もライブ向きですね。過去何回やったかな。。?4回もやってます。。。

7.YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE(武道館LIVE 後半改)

勢いのある流れから、最後の曲として選んだのは虹伝説アルバム最終曲です。
αcruxとして新曲ですね。僕も人前でやるのは久しぶり(実は高校2年のときにデビューしてます)
で、改めてきっちりと弾く練習をしました。なんせHAYASAKIさんこだわりの曲なのでリハの時から
気合を入れて弾くようにしました。ただリハでも1回やると燃え尽きちゃうんですよね。(笑)
気持ちを入れないとすぐ音、フレーズにでてしまうので、まず曲に「入る」のが前提でした。
深呼吸して「無」になるって感じでしょうか。(←おおげさ 笑)
本番は、途中までチューニングが気になってしまって「無」どころじゃなかったです。(大汗)
まぁ後半はまぁまぁなのでよしとしますが、リベンジしたい!です。
MATSUURA君のハモリ、SASAGAWAさんのストリングスはとても気持ちよかったです。
なにやら光るタンブリンもあった?(笑)

8.READY TO FLY(2001年LIVEバージョン 後半改)<アンコール>

αcrux全てのライブ皆勤賞曲です。バージョンは7月LIVEと同じです。
ただ、やはりパーカスが二人という所等で大きくGROOVEが違いますね。かなりノリノリです。
KOJIMAさんの堅実なコンガ、栗山さん1回転レシーブ並のティンバレスソロ、Nanaさんの強弱あるエレピ、
SASAWAWAさんの浮遊感あふれるストリングス、HAYASAKIさんの音の長さを意識したメリハリあるベース、
MATSUURA君の楽曲を分析しつくしたバッキング&ハモリ、そしてギターフレーズに臨機応変に合わせて
くる池ノ谷君のドラム、全てがかみ合って、「全体で攻める」演奏ができていたかと思います。
楽しかったですね。後半のギターソロ、実は倍くらいやりたいなと思うくらい楽しかったです。
(皆死んじゃうよね。笑)



ということで、ギターも含めて力量のいる選曲でしたが、お客さまにも喜んでいただけたようで
安心しています。
なんだかやりたいことをやりつくして燃え尽きてしまいましたが、またいい企画が浮かんだら
再始動はしようかな。。とも思ってます。
またいつの日かお会いしましょう!


 


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