ア〜オ
愛音〜AION〜 | ||
1.IN THE COURSE OF TIME 2.WING OF DRESS 3.FOR DEAR LIFE 4.MEGAROMANIA 5.PETER X 6.愛音〜AION〜 7.BLOODY 8.I'LL BE LESS 1992.8.215Release |
デスラッシュバウンドなるジャンルを標榜するバンドです。未だに現役なのでキャリアとしてはもう相当なものになってるはずです。 今はインディーズで活動していますが、これはメジャーで活動していた頃の初期のアルバムです。 かすれ気味のハイトーンヴォーカルやズクズクゴリゴリの音作りはまさにメタルバンドなイメージなのですが、メロディー自体は意外と全体的にポップな仕上がりになっています。ポップとは言ってもストレートじゃなくてひねくれたポップさ加減なので売れる売れないというのとは別の次元の話ではありますが。 なんと言ってもおすすめはアルバムタイトルにもなっている#7です。ハイスピードなリフに泣きの歌メロが冴えまくるキラーチューンです。なんとカラオケにもありますが、歌うと死にます。 (2005.5.15Review by TAKA) |
83p |
ACID 1.5〜Punk Drunker〜 | ||
1.SOSUS 2.PLACE of LOVE 3.Renewal my soul 4.在生 5.NOW 6.Precious day 7.Business 8.この時を止めて 9.We are what we are 10.Go 2005.3.15Release |
元SIAMSHADEのVo.HIDEKI(未来)の新バンドによる1stアルバム。 ソロで出した前作から2年近く間が開き、その間メンバーが固まらなかったりいろいろあったようで、ようやくという感じの作品です。そういう意味では個人的にはずいぶん待たされたというか、そんな感じです。 で、このACIDですが、ツインボーカルにトリプルギターの7人編成という珍しい形態をとっておりまして、メンバーもジャニーズのV6みたいな若者と年寄り(失礼!)に年齢構成がばっくり分かれています。 肝心の内容は、「SOSUS」「place of love」のたたみかけるような、アグレッシブかつハイテンポな曲で幕を開け、中盤はヘヴィでミドルテンポな曲が中心になりますが、ラスト2曲でまた勢いをつけるという、おおざっぱに言えばこんな流れです。 未来とツインボーカルを張る淳平はよく聴くと違いがわかるのですが、ぱっと聴くと分からないくらい声質と歌い方が未来に似ています。WANDSのボーカルが変わったときのことを思い出してしまいました。 CDを聴いただけではトリプルギターにする必然性が感じられなかったのと、中盤のヘヴィナンバーが続くところがダレ気味になってしまったのが残念ですが、前後ろの2曲ずつ計4曲の出来の良さでこの評価にしました。 (2005.4.17 review by TAKA) |
94p |
祇園盛者の鐘が鳴る | ||
1.グラデーション 2.極彩極色極道歌<G3> 3.朱い風車 4.本日ハ晴天ナリ 5.H.A.N.A.B.I. 2004.11.17Release |
いままでノーチェックだったので、細かい素性等は全く分からないのですが、なかなか良いバンドです。 5曲入りで約2,600円とやや値段設定が高いように感じるのですが、ビジュアル系バンドでは珍しくないんですよねこういうの。 バンド名といいタイトルといい第一印象では色物っぽいバンドなのかという印象を持ったのですが、やってることは至極まともというか正統派ビジュアル系とでも言うべき曲が揃っています。なかでも@、Cあたりは僕好みの普遍的な曲調でツボを突かれました。歌も演奏も際だってうまいというわけではありませんが、テクニックに走ることなく純粋に勝負できる曲を作れるという点ではこの先が楽しみなバンドです。 (2004.11.29 Review by TAKA) |
90p |
銀の月 黒い星 | ||
1.銀の月 黒い星 2.光彩ストライプ 2005.3.30Release |
3ヶ月連続リリースの第1弾。タイトル曲のPVが収録されたDVD付きです。 #1はミドルテンポのポップな曲で非常に正統的です。#2は#1と打って変わってアップテンポですが、こちらもビジュアル系の王道を突き進むような感じの曲になっております。前作の「グラデーション」を聴いたときのような衝撃はありませんが、普通に良い曲といった感じです それにしてもこの人たちの曲名って色を連想させるようなタイトルが多いですね。 (2005.4.17 Review by TAKA) |
79p |
闇ニ散ル桜 | ||
1.闇ニ散ル桜 2.白夜ニ黒猫 2005.4.27Release |
3ヶ月連続リリースの第2弾。こちらもタイトル曲のPVが収録されたDVD付きです。 #1はヘヴィなリフが主体の重めな曲ですが、サビでは一転してポップな感じになります。#2もヘヴィなリフが印象的ですが、#1よりさらにポップで疾走感がある曲になっています。 曲としてはそれなりに良いのですが、やはり「グラーデーション」を聴いたときの衝撃が強くどうしても比べてしまうとちょっと全体的に落ちるかなという評価をせざるを得なくなってしまうのが残念です。 (2005.5.15 Review by TAKA) |
78p |
百合は蒼く咲いて | ||
1.百合は蒼く咲いて 2.聖者のパレード 2005.5.25Release |
怒濤の3ヶ月連続リリースの最後となる作品。例によってタイトル曲のPVが収録されたDVD付きです。 #1はポップで透明感のあるアレンジが印象的なアップテンポの曲です。今回の3作品の中では一番聴きやすい仕上がりになっています。もう一つ曲自体にパンチ力があれば非常に良い曲になる可能性があったと思えるだけにやや残念な感じが。#2は#1と比べると若干マイナーというかダークな色合いが強くなっていますが、曲全体としてはポップな印象です。 今作で聴ける透明感のあるアレンジとか、ヴォーカルの歌い回しに初期の頃のラルクの影響が見え隠れするのが興味深いです。 (2005.7.9 Review by TAKA) |
81p |
ALICE IN WONDERLAND | ||
1.Siva&Dive 2.春夏秋冬 3.葬園-名も無き君へ- 4.ハイカラなる輪舞曲 5.平成十七年七月七日 2005.7.27Release |
3月〜5月のマキシ連続リリースからわずか2ヶ月のインターバルでリリースされた2ndミニアルバム。しかも全曲新曲です。 曲調や音作り等々世界観に関しては当然変化はなく、相変わらずのアリス節が満開の作品となっております。メロディアスで疾走感のある曲がメインで個々の曲のクオリティは高いとは思うのですが、これだけリリースが続くとさすがに似たような曲が多いなという印象を持ってしまうのが少しもったいない気がしました。 そんな中で#4はレトロなイメージで一連のリリースの中では異色な感じになっています。 しかし、僕のおすすめはやっぱり王道の#2ということに落ち着きました。 (2005.8.7 Review by TAKA) |
82p |
crimson FILE | ||
1.世直し侍 2.陽の当たる場所へ 3.round-stars 4.虹 5.雷音 6.remember 7.breathing feat.K.D. 8.stand by me 9.遺書 8.29 am2:10 10.stay 2004.7.7Release |
ビジュアル系バンドMissingtearのメンバーが中心になって結成されたバンドの1stアルバムです。変わったのはドラムだけなので名前が変わっただけみたいな感じもしますが、音楽性はかなり変化しました。 Missingtearは多少ハードロック的な要素を匂わせながらも、正統的なビジュアル系バンドだったのですが、eversetになってからは、従前からのメロディアスな部分は残しながらもハードコア的な部分がものすごく前に出てきており、別のジャンルのようなバンドになっています。 曲は基本的にヘヴィなものが多くラップ調の歌い回しも多いですが、基本的にはメロディアスで演奏レベルの高いところは前と変わってはいません。 一押し曲は断然#2で燃えます、これは。 (2005.7.9 Review by TAKA) |
84p |
ハラキリDIVE | ||
1.ハラキリDIVE 2.ライジングサン 3.雷音 4.breathing 5.I’ll be there 2005.2.23Release |
今作のタイトルチューンは僕の中のeversetのイメージとしては結構異色な感じのする曲でした。基本的にヘヴィなのですが、明るい曲調というか、雑誌なんかではパーティーロックなどという表現もされていました。パーティーロックという表現自体よく分からないのですが、なんとなくイメージはあーそんな感じかな、みたいには思えました。 僕としては、カップリング曲の#2とボーナストラックの#5をおすすめします。この2曲は僕のツボであるハードでマイナーなメロが染みるファストチューンであります。 あと中盤の#3,#4は1stアルバム収録曲のライブ音源です。ライブ音源は初めて聴きましたが、スタジオCDで聴ける演奏レベルの高さはライブでも十分に発揮されており、バンドとしてのレベルの高さを感じることが出来ます。 (2005.7.9 Review by TAKA) |
85p |