ハ〜ホ



hyde

HELLO
1.HELLO
2.THE OTHER SIDE


2003.6.4Release
 ラルクアンシエルのボーカルhydeのソロシングルです。ラルクのメンバーのソロ作品は今まで買ったことがなかったのですが、これがCD屋で流れていたのを聞いて買ってしまいました。
 hydeはソロではアコースティックなサウンドが基調になっている曲をリリースしてきたというイメージがあったのですが、タイトル曲の1はラルクの代表曲である「HONEY」を彷彿とさせるラフだけど疾走感のある曲に仕上がっています。最初聞いたときはラルクの新曲かと思いました。カップリング曲もヘビーな感じで僕がhydeのソロに対して持っていたイメージとは違う物を提供してくれています。

(review by TAKA)
80p



BUG

NEW WORLD
1.NEW WORLD
2.So CRAZY


2002.5.22Release
 元ダイインクライズのKyo、室姫深、Takashiと元オブリビオンダストのFURUTONにより結成されたバンドの1stマキシ。
 どうしてもこのメンバーだとダイインクライズの音楽性みたいな物を期待してしまうのですが、このCDを聴いた限りではあのときよりは音はヘヴィな感じで
リズムセクションには打ち込みも駆使しており今風のサウンドになっています。しかし歌声はまさしくKyoそのものであり、懐かしいというか感慨深い物を感じさせてくれました。
 2曲ともそれなりのクオリティで今後を期待させる出来ではあったのですが、ギターの室姫深がアルバム発売後に脱退してしまいました。現在は元グニュウツールのASAKIを迎え活動を続けています。


(review by TAKA)
76p



Bang-Doll

刻-クゥ-
1.Bang the HEAD [bst]
2.DELAZ (Them&Us)
3.UnknownAll
4.How to use LOVE. [E-STYLE]
5.アニソン(タイアップ希望曲)
6."A" plus
7.刻
8.G-D-D
9.ぬくもり


2003.7.25Release
 このバンドもジャンル的には一応ビジュアル系ということにはなるのでしょうか。ルックス的には懐かしのエックスとかみたいないかにも昔のビジュアル系って感じで、ソフトビジュアル系なるものが主流の今ではもはや少数派の部類に入るかもしれません。
 ビジュアル通りやってる曲調もスラッシュ系のナンバーが多く、16分でズグズグと熱いリフを刻む高速ナンバーが主力になっていて、ビジュアル系の中ではメタル寄りのバンドと言えそうです。さすがに演奏はなかなか上手で、ボーカルもハイトーン系ではありますが、メタルにありがちな金切り声ではなく、ハスキーな感じなのでメタルのハイトーンヴォーカルはいやだ!と言う人にも受け入れられやすいと思います。
 曲も粒ぞろいで良い曲が多いのですが、これだ!というキラーチューンが無かったのが惜しいところです。

(2004.11.29review by TAKA)
78p
Bang'EM ALL
1.STIGMATA1632
2,The edge of Spirit
3.秘密クラブ
他全12曲

2004.10.20Release
 古き良き時代を彷彿とさせるメタルスラッシービジュアルバンド?Bang-Doll(バングドールと読みます)のセカンドフルアルバム。
 今作はかなり気合いが入っています。曲自体は悪くないんだけどこれといった曲が無かった1stに比べると、2ndは曲ごとの完成度に関しては前作より格段に高くなったと思います。特にAは代表曲と成り得るようなパンチ力のあるナンバーでした。そのほかの曲も基本的にはライブではヘドバン必至の高速チューンを中心としつつ、ポップなアプローチを取り入れたり意外と幅広くやってます。
 この手のバンドは貴重なので頑張って欲しいのですが、つい最近ギターが脱退することになったみたいです。

(2004.11.29review by TAKA)
82p



未来(HIDEKI)

Punk Drunker
1.DIGITAL MASTER
2.The secret
3.声に…
4.Shiny day
5.マーマレード


2002.9.10Release
 元SIAM SHADEのボーカル未来(読み方は今までと同じ)による1stミニアルバム。
 バンド解散から半年ほどでリリースされただけあってSIAM SHADEの音楽性の名残みたいなものが感じられる作品です。3などはバンド時代にKAZUMAとツインボーカルでやることを意識して作った
曲らしく全編ツインボーカルによる歌メロが堪能できる曲になっているし、曲調もSIAM SHADEっぽい感じです。ただ、1,2あたりはこの後の2ndでより顕著となるヘヴィロック的なアプローチを伺わせる曲になっています。
 ソロ1作目ということで期待と不安があったのですが、なかなかいい作品を出してくれてほっとしました。

(review by TAKA)
88p
Punk DrunkerU
1.Cosmic Tourists
2.太陽に手を伸ばして
3.Wonder Wish
4.Rain Knell
5.生きてるまま
6.Flight Advisor

2003.4.23Release
 前作から7ヶ月のインターバルを経てリリースされた2ndミニアルバム。
 ソロ名義の作品ではありますが、ギタリストのカツヤとの共作となっている曲も多く、彼が重要なポジションであることをうかがわせています。内容は1stより全体的にダークでヘヴィロック寄りの曲が多くなっています。しかし歌のメロディはやはりしっかりしていて、このあたりはさすがと思わせられました。カツヤのギターもハードなプレイを聴かせてくれています。それだけにこれからACIDとバンド名義で活動を始めようという矢先の脱退は驚かされました。
 今作で重要な役割を担っていたと思われるカツヤが抜けて、次作ではどんな音楽を聴かせてくれるのかというのも、それはそれで興味深いところかも知れません。


(review by TAKA)
86p
時が終わるまでただ…
1.時が終わるまでただ…
2.forever
3.東京装置


2005.8.3Release

 ACIDを一時離脱?しソロとしては2年ぶりのリリースとなった今作。プロデューサーにSIAMSHADE時代の盟友佐久間正英を迎え、マスコミ向けのコンベッンションまで企画し正に必勝態勢で臨んでいます。
 しかし、正直うーんこれが…、という印象をどうしてもぬぐい去ることが出来ませんでした。タイトル曲がバラードということもあるのでしょうが、ACIDを離脱してまで出したかった曲がこれなのか?という疑問を持たざるを得ません。さすがにプロが関わってるだけあってサウンドプロダクションは高レベルなのですが…。2曲目が1曲目の英語版というやり方もなんかなーって思ってしまいました。
 冷静に聴けば曲自体はメロディも特に悪いというわけではなく、水準レベル以上の出来だとは思いますが、未来がこれを出さなくてもいいだろうというのが正直なところです。
 9月にアルバムが出るようなので、何とかそちらに期待したいです。

(2005.8.7Review by TAKA)
73p



Vivian or Kazuma

moment
1.moment
2.Daring・Honey
3.星に願いを

2003.1.29Release
 元SIAM SHADEのVo&GのKazumaとビビアン・スーがユニットを組んでリリースしたCDで、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」のオープニングテーマになっていました。
 タイトル曲及び2曲目は元レベッカの土橋安騎夫が作曲しており、歌謡曲テイスト溢れるロックナンバーになっています。僕的にはこういった曲調は結構ツボだったりします。いい曲でした。3曲目はKazumaによる作詞曲でありKazumaらしいポップなロックを聴かせてくれます。
 SIAM SHADE時代はどうしてもHIDEKIの陰に隠れがちでしたが、確かな歌唱力を持っていることを改めて認識させられました。


(review by TAKA)
84p



BODY

FLAME
1.MY SELF
2.BABY,CRAZY
3.HERESY
4.UNFINISHED GAME
5.STILL MY LOVE
6.HOLD YOU SOFTLY
7.I BELIEVE…
8.I LOVE YOU
9.ETERNITY
10.DAY DREAM


1994.4.21Release
 元デランジェの滝川一郎と菊池哲が中心となり結成されたバンドのデビューアルバム。かなり鳴り物入りでデビューしてこのアルバムもオリコンチャートのTOP10入りし、さらにはいきなり武道館ライブをやったりと、大物っぷりを発揮していたのですが、やはり大物2人と新人2人のかみ合いが思わしくなかったのか同年の夏にはもう解散してしまったバンドです。なのでオリジナルとしてのアルバムもこの一枚しかありません。
 内容は滝川が大半の曲を手がけているだけあって、デランジェを彷彿とさせる部分はありますが、デランジェは全体的にダークな感じの曲が多かったのに比べると大分ポップな印象を受けます。ボーカルもややハスキー系で軽めの声質ですがなかなかいい感じですが、ミックスが小さいせいであまり歌が前に出てくるような作りになっていないのが惜しい点でした。
 デビュー曲ともなったGはまさに名曲ともいえる出来で滝川・菊池がその後結成するCRAZEでも収録しており今ではむしろそっちの方の代表曲みたくなっています。


(2003.10.20 review by TAKA)
81p