カ〜コ


Gackt

THE SIXTH DAY 〜SINGLE COLLECTION〜
1.OASIS
2.鶺鴒 - seki-ray -
3.Secret Garden
4.君が追いかけた夢
5.忘れないから
6.月の詩
7.Mirror
8.Vanilla
9.Mizerable
10.Lu:na
11.Last Song
12.ANOTHER WORLD
13.君のためにできること
14.再会 - Story -

2004.2.25 Release
 その名のとおりガクトのシングルを収録したベスト盤。
 歌を録り直したり、アレンジが多少味付けされたりしてはいますが、シングルのバージョンとそう大きく変わってるところは無いと思います。
 曲に関しては結構粒ぞろいでハズレ曲がないところはさすがだなと思わせます。結構キャラクター的な物もあって色物っぽいイメージを持っている人も多そうですが、歌唱力はもちろんソングライティング能力も確かな物を持っているといえるのではないでしょうか。


(2004.6.12 Review by TAKA)
82p
THE SEVENTH NIGHT
1.君のためにできること
2.Mind Forest
3.君が待っているから
4.星の砂
5.この誰もいない部屋で
6.U+k
7.Papa Lapped A Pap Lopped
8.Mirror
9.Uncertain Memory
10.君が追いかけた夢
11.Last Song

2004.5.26 Release
 こちらはアコースティックバージョンのベストアルバムでシングル曲以外も収録されていますが、ベストアルバムと曲が重なる部分も多いです。しかし、アコースティックバージョンでアレンジが全く別物になっているのでシングルベストを買った人でも楽しめる内容になっています。
 基本的にはアコギによるアレンジで歌をじっくり聴かせる作りですが、ガクトの声質がこういうアプローチに合うのかかなりはまっています。個人的にはピアノのみで弾き語りをするJが心に染みる珠玉の出来だと思います。


(2004.6.12 Review by TAKA)
85P


ガゼット

大日本異端芸者的脳味噌中吊り絶頂絶景音源集
1.ザクロ型の憂鬱
2.舐〜zetsu〜
3.未成年

2004.7.28Release
 人気急上昇中のバンドみたいですが、正直この作品を聴くまではよく分かりませんでした。
 それぞれシングル(プロモDVD付き)で同日に発売
されたものを曲だけ1枚にまとめた物です。お金に余裕が無い人はこちらがおすすめです。
 曲は3曲ともアップテンポでメロディアスである点は共通ですが、それぞれ似たような感じにならずうまくまとまっており、これが同時に収録されているというのはある意味奇跡の作品!(かなり大げさですが・・・)といっても良いかもしれません。
 歌も演奏もレベル的には多分ビジュアル系の中で見てもそんなに飛び抜けてうまいわけではないと思いますが、全体的にそれなりのレベルでまとまっており、曲の良さもあいまって何ともいえない良さを醸し出しています。

(2004.10.28review by TAKA)
96p
DISORDER
1.intro
2.The Social riot machines
ほか全12曲

2004.10.13Release
 大日本異端芸者ガゼットの1stフルアルバム。シングル3部作の出来が僕的にあまりにもツボだったのでその勢いでアルバムも購入。
 シングル曲は問答無用の王道系疾走チューンだったのですが、アルバム収録曲は多様な曲調が収録されています。
 改めて聴いてみるとヴォーカルスタイルは、黒夢やディルアングレイに通じる物があり、曲調もそれらのバンドの影響を多少なりとも感じさせる物でした。
 様々な曲調をこなす器用さ(テクニックという意味ではなく)はあるようなので、自分らのオリジナリティをさらに加えつつ、既存のバンドの影響を消化していければもっと良いバンドになれる素質はあると感じました。
 そんなところで、今後への期待も込めてポイントは多少甘めにつけました。

 お気に入りは#10の"七月八日"です。王道系マイナー疾走チューンです・・好きなんですよねこういうの。

(2004.10.28review by TAKA)
87p
[reila]
1.[reila]
2.春雪の頃

2005.3.9Release
 前作のアルバムがセールス的にも好調で、シーンの中でもかなり勢いがある部類に入ると思われるガゼットの新作。
 タイトル曲はミディアムテンポで重厚な感じで、今までの曲には無いような感じでした。カップリングは一転して王道というか、いかにもといった感じのアップテンポマイナーチューンです。転調を多用する展開はほかの曲でも使っているので、彼らにしてみればお得意の手法なのでしょう。
 やはり既存バンドの影響が感じられる(特にタイトル曲)部分はありますが、作品としてはそれなりに完成度の高い物を作っているとは思います。


(2005.3.13review by TAKA)
82p
蛾蟇
1.anagra [SE]
2.COCKROACH
3.Last bouquet
4.Katherine in the trunk
5.Sugar Pain


2005.8.3Release
 現在のインディーズビジュアルシーンにおいてもっとも勢いがあるであろうバンドの一つであるガゼットのミニアルバム。
 前作「DISORDER」からの流れは特に変わらず、というかSEからモダンヘヴィネスを感じさせる曲へという#1〜#2の流れは全く一緒です。そしてこれぞガゼットの王道ともいえる#3、アバンギャルドに疾走する#4を経て#5で再びヘヴィネス路線に戻り幕を閉じる展開です。
 彼らの得意分野ともいえる種類の曲をそろえ、全体としてはガゼットらしい作品にはなっているのですが、これぞというキラーチューンが今作には無いのが非常に惜しい所です。僕としては#3を押したいところなのですが、先の3月にリリースしたCDに収録の「春雪の頃」に比べると一歩譲るかなーという感想です。


(2005.8.7review by TAKA)
81p



cali gari

第2実験室(改訂版)
1.「第2実験室 改訂版」入口
2.ギロチン
3.嘔吐
4.通り魔の季節
5.腐った魚
6.オヤスミナサイ
7.「第2実験室 改訂版」出口
8.夏の日


2002.7.17Release
 96年にリリースされたデモテープ「第2実験室」の再発版。改訂版となっているだけあって、ボーカルはもちろん秀仁によるテイクとなっているほかボーナストラックとしてGが収録されているなど単なるリテイク版とは異なっています。
 内容については元盤を聞いたことがないので比較は出来ないが、自分は第7実験室でcali gariを初めて聴いたので曲調がマニアックな感じがしました。Gを含め後半の曲はお得意?のフォークソングっぽいレトロな曲調が中心となっています。

(review by TAKA)
70p
第6実験室
1.「第6実験室」入口
2.−187−
3.ギャラクシー
4.フラフラ スキップ
5.ドラマ「近代的コスメ唱歌」
6.近代的コスメ唱歌
7.アイノカワキ
8.マス現象 ヴァリエーション1(有象無象編)
9.ひらきなおリズム
10.3S/道はロード
11.5!5!レッツゴースト!
12.コバルト
13.ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日
14.ただいま。
15.「第6実験室」出口

2001.7.13Release
 オリジナルアルバムとしてはインディーズラストとなったアルバムです。
 新加入のボーカルである秀仁はサクランにいたときにいいボーカルだなと思っていたのですが、あのころと比べるとだいぶ歌も安定しています。それにこのアルバムで作曲もしているのですが、いい曲が多いですね彼の作曲する曲は。このバンドはビジュアル的な物もあって、イロモノ的な見方をされることが多いと思うのですが(実際僕もそうでした)、スタンダードな曲からマニアックな曲まで普通にこなしてしまい、それが不自然な感じがしないところがすごいなと思います。
 桜井のギターも切れのあるカッティングを聴かせてくれます。こういうギタースタイルも個人的には結構好きです。でも実際カッティングの切れを出すはかなり難しいんですよねこれが。
 お気に入りはB、E、G、Lです。


(review by TAKA)
84p
第7実験室
1.「第7実験室」入口
2.ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
3.まほらば憂愁(ブルーズ)
4.マグロ
5.ドラマ「黒い球体」
6.黒い球体
7.きりきりまいむ
8.デジタブルニウニウ
9.体内騒音あやなしアンチ苦笑
10.わずらい
11.東京(トキオ)ロゼヲモンド倶楽部
12.空も笑ってる
13.東京病
14.「第7実験室」出口

2002.5.22Release
 メジャーデビューアルバムです。
 僕がカリガリを聴いたのはこのアルバムが最初ではあるのですが、時期的にはもう次のアルバムの8が出た後のことでした。今思うともっと前から聴いておくべきだったなというバンドでした。
 このアルバムで特筆すべきなのはSEの後のAです。正直一聴しただけでかっこいいと思わせる曲に久々に出会ったなという感じでした。イントロのギターカッティングから最後のサビまで全く無駄がないと思える名曲に値する出来です。どうやったらこんないい曲が書けるんだろうかと改めて秀仁の作曲能力に感心させられました。
他の曲も彼ららしくバリエーションに富んでいて守備範囲の広いところを見せてくれます。それでいてアルバム全体として散漫になっていないところがすごいですね。
 アルバムトータルの好みから言えば前作とそんなに変わらないのですがAの名曲ぶりに敬意を表してこの評価をつけました。

(review by TAKA)
90p
1.その行方,徒に想う…
2.ヒズンダ!ヒズンダ!
3.舌先3分サイズ (ver.1.5)
4.虜ローラー
5.昏睡波動~コーマウェイブ~
6.白い黒
7.読心
8.ダダン・ディ・ダン・ダン
9.パイロットフィシュ
10.新宿エレキテル
11.破れた電報
12.青春狂想曲 (青雲立志編)

2003.3.5Release
 メジャーセカンドにしてオリジナルとしてはラストになったアルバムで、タイトルに実験室が付いていません。
 
全曲通してカリガリ節は相変わらすではありますが、印象としては打ち込みの要素が今までより増えたのと、それに伴ってか全体的に曲がポップになった感じがします。シングルで出したB、Kはその傾向が良く現れています。かといって今までの作品に比べて悪くなったというわけではありません。
 メジャーではアルバム2枚で解散と言うことになってしまいましたが、インディーズ時代が結構長いのでバンドとしての活動自体は決して短い物では無いでしょう。


(review by TAKA)
86p
グッド、バイ
1.グッド・バイ
2.-187-
3.君が咲く山
4.フラフラスキップ
5.舌先3分サイズ
6.3.2.1.0
7.空想カーニバル
8.エロトピア
9.マグロ

10.ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
11.まほらばぶるず
12.サイレン
13.ゼリ
14.冷たい雨
15.青春狂想曲
16.ブルーフィルム
17.いつか、どこかで。
bonus CD
1.君と僕〜風雲立志編〜
2.若草色のシミーズ
3.ムーンライト白昼夢


2003.6.22Release
 バンドの解散発表後に発売されたベスト盤。初回限定で3曲入りのボーナスCDが付いています。
 17曲収録の上、現在入手困難となっている「再教育」からの収録曲もありまさにベスト盤といえる内容になっています。
 比較的聴きやすい曲が多いので、カリガリを聴いたことがない人の入門用としてもいいかも知れません。
 あと、今までふれてませんでしたがこのバンドのベースはかなりのテクニシャンみたいですね。カリガリが色々なタイプの曲をやれたのはそういう曲を作ることが出来たというのもあるでしょうが、リズム隊がしっかりそれに対応できるだけの実力と柔軟性を持ち合わせていたからなんだと思わせられました。僕がカリガリを知ってから解散になるまでの期間があまりにも短かったのでライブを聴く機会はありませんでしたが、ライブで聴いてみたかったバンドの一つです。9月にラストライブの模様を収録したDVDが出るようなのでそちらをチェックしてみたいと思います。

 

(review by TAKA)
85p


Galneryus
The flag of punishment
1.Beyond the ground
2.In the delight
3.Rebel flag
4.Requiem
5.Final resolution
6.The garden of the goddes
7.United flag
8.Child of free
9.Final resolution
10.The garden of the goddess
11.United flag

2003.10.22Release
 アニメタルへの参加でも話題になった若手ネオクラシカル系ギタリストSyuがメンバーのバンドのメジャーデビューアルバム。
 曲調は一聴してネオクラではあるのですが、歌メロは日本人好みしそうなベタな感じでいわゆるクサメタル的な作風なのでしょうが、曲自体の完成度はかなり高い方だと思います。Syuのギターもテクニカルに引き倒していますが、そんなにギターが前面に出ているという感じではなくちゃんとバンドの曲としてバランス良くまとまっていると思います。まあこれはミックスのせいもあるのでしょうが。インディーズ時代の「Rebel flag」に比べるとボーカルの中〜低音域でのがなるような歌唱法が多少鼻につくようになったのが気になるところではあったのですが、高音域での伸びやかなハイトーンはそれを補えるだけの物があると感じました。
 今から次作を楽しみにさせるだけの出来ではあったので、軽さを感じた音質を何とかしてくれればなお良いのではないかと思いました。

(2003.11.24review by TAKA)
88p
Advance To the Fall
1. STILLNESS DAWN
2. SILENT REVELATION
3. ANCIENT RAGE
4. FATE OF THE SADNESS
5. DEEP AFFECTION
6. DREAM PLACE
7. GLORIOUS AGGRESSOR
8. WHISPER IN THE RED SKY
9. THE SCENERY
10.ETERNAL REGRET
11.OUTLET WISH
12.FLY WITH RED WINDS
13.UNDER THREAD

2005.3.23Release
 約1年半ぶりに出た2ndアルバムですが、ボーナストラックを含む全13曲海外のメタルアーティストよろしくとボリュームたっぷりの作品です。
 若手のニューギターヒーロー的な存在になったsyuを始めとする演奏陣のプレイは相変わらずすごいことになっています。
 曲の方は前作と比べて方向性が大きく変わったとかいうことはないですが、1stに比べるとジャーマンメタルっぽさが強くなったかなという印象を受けました。また泣きの要素も弱くなったかなという感じはします。落ち着いちゃったというか。決して悪いアルバムではないですが、2作目にしてベテランバンドのアルバムみたいな感じを受けました。
 自作では1stに負けないくらいのキラーチューンが復活することを願いつつこの評価にしました。


(2005.4.17review by TAKA)
83p



吉川 晃司

BEAT∞SPEED
1.スピード
2.アクセル
3.シャドウ・ビート
4.愛にそのまま
5.デイト・リッパー
6.ルート31
7.ラジオ・ギター
8.ピーカーブー
9.ポストマン
10.パピルス

1996.10.16Release
 吉川晃司です。ビジュアル系バンドではありませんが、ボウイとの競演やコンプレックスでの活動など僕の音楽遍歴と全く関係ない人物でもありません。
 なぜこれを聴いたかというと、Aの曲をシングルで聴いたときにキター
って!感じだったからというだけです。ギターも軽めで音はスカスカなのですが、軽快なビートに一聴しただけで彼と分かる熱いボーカルが印象的な曲でした。
 まあビジュアル系ではないとはいっても、彼や同系統の氷室京介から影響を受けているビジュアル系バンドもいたと思うので、そういう意味では全く関係ないわけでも無さそうだなと一人で納得しています。
 そういえば、このCDジャケット等に写っている吉川のポージングがすごいことになっています。今やったらギャグだと思われそう。

(2003.12.13review by TAKA)
70p

GRASS

Silvy
1.Silvy,Silver Fish
2.太陽に灼かれて
 インディーズビジュアル界の大御所幸也氏が在籍していたバンドデザイアを脱退したメンバーが中心となって結成されたバンドのファーストシングル。
 @はアップテンポで憂いを感じさせながらもサビで開けた感じになるあたりがデザイアにも通じる正当派ビジュアル系ソングという感じで、ボーカルが多少不安定そうな歌い方をしているのが気になりますが良い曲です。
 Aはメージャー感が前面に出ている曲でこれもなかなかの出来です。

(2003.12.13review by TAKA)
78p
Salt Water
1.Under Neon
2.Water Ballet
3.尽きせぬ願ひ
4.ヒアシンス
5.-N-
 ファーストミニアルバムにしてCDとしては最後の音源だったと思います。バンドが解散しているのかどうかも実は分かりません。
 ファーストシングルよりも歌謡ロックテイストがかなり濃くなったのと、ボーカルの歌い方が絡みつくようなちょっと癖のある感じになったのが特徴的です。しかし、歌は前作に比べるとかなりうまくなったと思いますし、音も良くなっています。
 歌謡ロック的なアプローチがツボな僕としてはAとCが一押しです。また、Bではソフトバレエの藤井麻輝がtreatmentという形で関わっています。


(2003.12.13review by TAKA)
82p



goat bed

goat bed
1.テンプ
2.マッドメンダンス
3.無知なるダーク
4.ポップグルーヴ
5.風穴
6.アナーキック マジック
7.循環の音色
8.ゴートゥベッド

2003.9.3Release
 元カリガリのボーカリストの秀仁が解散からわずか3ヶ月というスピードでリリースしたミニアルバム。
 解散から時間が経ってないこともあるかは知りませんが、やはり全バンドの面影は感じられるような作風にはなっています。しかし、カリガリのラストとなった「8」よりさらに打ち込みの割合が増えているように感じます。最初聴いたときはやけにピコピコしてるなという印象を持ったくらいです。
 曲調もポップといえばそうなのですが、歌物で攻めると言うよりはボーカル自体にもエフェクト処理がされている曲が多く、歌も含めてSEみたいな感じの曲もあります。まあ、今彼がやりたいのはこういう音楽なのかなと思えば特に気にはならない程度です。
 個人的には元カリガリで一番期待してる人物なので今後に期待したいです。

(review by TAKA)
80p
テクニコントラストロン01
1.ウォー!ウォー.アイ.ニー
2.ポップグルーヴ
他全10曲

2004.8.20Release
 前作から1年ぶりの新作。9月に発売の「テクニ〜02」と2枚で1作品のような感じみたいです。
 基本的な路線は前作と変わらず、YMOにも通じるようなピコピコ具合が全体的なイメージを植え付けてくれてます。打ち込みに関しては敢えてチープな音使いをしているのかなと感じますが、それがマイナスに働かず曲調に絶妙にマッチしているのは石井のセンスによるところが大きいのでしょう。ギターやボーカルに関しても軽めというか無機質な感じを強く打ち出しており、作風の確固とした方向付けを感じさせる物になっています。
 前半の畳み掛けるような佳曲の連続に比べると中後半多少だれるような印象がありますが、トータルとしてはかなり完成度は高いアルバムです。


(2004.10.28review by TAKA)
88p
テクニコントラストロン02
1.ロケットベイベー
2.アナーキックマジック
他全10曲

2004.9.20Release
 「テクニ〜01」と2作でワンセットともいえる作品。ピコピコ感満開の作風は両作品に共通ですが「01」は割と歌物重視という選曲であるのに対しこちらは10曲で25分弱という収録時間もさることながら、インスト曲と歌入りが半々くらいで曲調も挑戦的というか実験的な感じの曲が多く、評価が分かれそうな作品に思いました。
 僕はメロディアスな物が大好きなので、やはり「01」の方が印象に残るし聴く回数も多くなってしまいます。


(2004.10.28review by TAKA)
73p
モニカ
1モニカ
2.ジュンカンノネイロ

2005.4.6Release
 昨年のアルバム2作でテクノポップぶりをいかんなく発揮した石井が次に何を出すかと思えば、なんとかの吉川晃司のデビュー曲をカヴァーするとは思いもよりませんでした。しかもこれがメジャーデビューというのも驚きでした。
 原曲をほとんど聴いたことが無いのでメロディーくらいしか記憶が無いのですが、まさしくモニカって感じではありました。アレンジも打ち込み主体なのは相変わらずですが、それほどテクノテクノしているわけではなく、80年代アイドルポップソングの王道的なアレンジを踏襲しているように感じました。
 #2は2年前に出した1stミニアルバムに収録されている曲のリテイクかリミックスで曲名もカタカナ表記に変わっています。一聴した感じはそれほど大きく変わったような印象は受けませんでした。
 しかし、改めて思うと彼がバリバリのビジュアル系バンドさくらんのヴォーカルだった頃のイメージは全く無くなってますね。


(2005.5.15review by TAKA)
85p