ラ〜ロ



Lastier

DEPARTURES
1.陽炎
2.SkY
3.No fate
4.ALONE(DEPARTURES MIX)
5.楽園
6.I’ll Supply The Love
7.WILL
8.Days after always
9.meet again
10.いつかどこかで
11.Rebirth
12.SAILING


1999.3.24Release
 ラスティアのメジャー1stアルバム。結果的にはフルアルバムとしてはこれが最後にはなってしまいます。
 ちょうどこのあたりのビジュアル系バンドが活躍していた頃は「Break out」というビジュアル系を中心に扱うテレビ番組が全盛の頃でシーン全体が盛り上がっていた時期でもありました。ラスティアはそのような時期に多数のバンドがいた中で地味ながら結構いいバンドだと思って見ていました。
 曲はこの手のジャンルとしてはスタンダードなタイプの曲が多く、シングル曲以外が少し弱いような気もしますがトータルとしては安心して聴けるアルバムです。
 ボーカルは竜市という名前がルナシーのボーカルと同じ読み方をするせいでは無いと思いますが、ちょっとクドめの熱い歌い方をするタイプです。
 このアルバムが結構良かったのでその後の活躍を期待していたのですが、今イチぱっとせず他の多くのバンドと同様ビジュアルシーンの衰退とともに消えていってしまったのはもったいない気がしました。


(2003.10.18 review by TAKA)
82p
-R-
1.prisoner
2.#00180 screaming
3.the spirits of the age
4.BLOOD
5.Venus
6.an innocent mind


2000.12.20Release
 おそらく僕が記憶している中では彼らの最後の作品のはずです。メインコンポーザーだったギターのKyoichiが脱退しており、4人編成になっています。
 打ち込みを大胆に使っていたり、音が良くなったりと進化している部分もありますがしていますが、やはりメインコンポーザーの脱退は痛く、肝心の曲全体がどうもぱっとしない感じがしました。


(2005.7.9 review by TAKA)
70p
FLOWERS
1.FLOWERS
2.ZERO


1998.4.27Release
 メジャーデビュー直前に3ヶ月連続でリリースされたシングルの最後に出た作品です。
 タイトル曲がバラードというところがメジャー前の余裕なのかどうかは分かりませんが、バンドとしての多様性をアピールしようとしている感じに受け取れます。ただ、曲自体は正直特に取るところはない凡曲になってしまっています。打って変わって#2はラスティアの王道をいく屈折した感のあるマイナーメロが堪能できる疾走チューンになっています。しかし、これもものすごく良い曲というわけではなく、なんかぱっとしない感じがしてしまうのがもったいないです。


(2005.7.9 review by TAKA)
73p
In Reason
1.Sign
2.PIECE OF MIND
3.Under the Trance
4.Grievous
5.In Reason


1997.7.7Release
 ラスティアのファーストミニアルバム。CDリリースとしては初めての作品のはずです。このころは確か新潟を中心に活動していたはずですが、伝説のビジュアル系専門番組「BreakOut」等の露出により、人気が出始めたバンドだったと思います。
 曲調は疾走感のあるアップテンポな曲が多く、当時としては王道的な路線のバンドでしたが、ヴォーカル竜市のくどい歌い回しが他のバンドと一線を画するところであり、同時に好みが分かれるところでもあったと思います。僕は受け入れられましたが。
 今となっては音も薄っぺらいですし、それほど演奏が際だってうまいとかそういう売りのあるバンドでもないので厳しいところもありますが、曲自体はそれなりに聴きやすくメロディアスではあります。ヴォーカルの歌い回しのせいもあって、ポップな曲でもなにか突き抜けきらない所があるのは残念ですが。


(2005.7.9 review by TAKA)
75p
Birthplace
1.花の咲く場所
2.FOUR SEASONS
3.HATE
4.蒼
5.キミノ嘘
6.1975=1999
7.IN THE SKY,FOREVER〜君と続く空〜
8.I for U
9.Ever Green
10.BIRTHPLACE


1997.12.12Release
 ラスティアのファーストアルバム。前作のミニアルバムから5ヶ月という短いインターバルでリリースされています。
 ミドルテンポの曲が中心となっており、しかもその曲調に「Style」のころのルナシーの影響が感じ取れるものが多いです。まあ既存のバンドの影響が曲に出ること自体は大なり小なりあるとは思いますが、全体的な完成度が今ひとつで、ミドルテンポの曲が多いことでアルバム全体がもっさりした印象になってしまっています。


(2005.7.9 review by TAKA)
70p



Raphael

mind soap
1.シナゴーグ前奏曲第3楽章~変ホ長調
2.さくら
3.小夜曲~悲愴
4.花咲く命ある限り
5.ピーターパン症候群
6.promise
7.ハックルベリーの恋
8.eternal wish~届かぬ君へ
9.Holy mission
10.吟遊詩の涙
11.僕と「僕」

1999.12.1Release
 ラファエルのデビューアルバム。ビジュアルなどの風貌がかなりインパクトが強かったので、イロモノぽっい扱いを受けていたような気がしますが、このアルバムは曲はジャーマンメタル風で結構正当派な感じを受けました。何かデビューした当時はメンバーがみんな10代で若けーって感心した記憶があります。
 演奏も荒々しくも勢いがあり、下手をすると演歌チックに聞こえてしまいそうなクサメタル風のボーカルも音楽性にはマッチしていて結構好きでした。そういう意味では今後が楽しみなバンドでしたが、ギタリストでメインコンポーザーの華月が亡くなってしまったためラファエルとしては活動停止状態になってしまったのは残念でした。


(2003.10.18 review by TAKA)
80p



lab.

DUB NOTE
1.DUB NOTE
2.SKY LOVE
3.NO SKIN OF MY ASS

2003.11.5 Release
 元カリガリのギター&踊り?担当の青がKUONと名乗り(プロフィール上は経歴等は不詳とのことです)活動しているバンドのマキシシングル。
 3曲入りですがどの曲もクオリティーが高く、カリガリ時代から定評のあったソングライティングセンスは健在であることを証明しています。
 流れとしてはまだビジュアル系という言葉が定着していなかった時期に活躍していたバンドの影響を伺わせつつも、独自にそれらを消化しており、聴いたときに何か懐かしい感じがしながらも古くささを感じさせないようにしているのはさすがといえます。
 歌もカリガリ時代の癖のある歌唱方法ではなく、いたって普通に歌っているのに少しびっくりしましたが、楽曲にマッチした歌い方になっており安心して聴けます。


(2003.10.18 review by TAKA)
88p
BEAUTIFUL LIFE(お試し版)
1.BEAUTIFUL LIFE
2.PIED PIPER

2004.7.7 Release
 同名マキシシングルの発売の一週間前にリリースされたお試し版。お試し版ということで2曲入り500円という価格になっています。
 曲について@は前作DUBNOTEとうって変わって、カリガリのマグロとかを連想させる感じの曲で歌い方もそれっぽい物になっています。Aは浮遊感のあるミドルテンポの曲でこれもカリガリ時代を多少彷彿とさせるところはあるかもしれません。
 前作が結構ストレートな感じの曲だったので、今作は変化球的な印象を持ちました。
 あと、曲とは関係ありませんが、CDのデザインが結構良かったです。


(2003.10.18 review by TAKA)
81P



La'Mule

THE BEST
1.inspire
2.Curse
3.sweet enemy
4.Prism
5.MIRROR MIRROR
6.DESERT MOON
7.ナイフ
8.ask
9.cry in past
10.宙〜sora〜
11.迷想の夜

2002.2.5 Release
 バンドのメンバーのプロフィールとかはよく分かりません。前にBANDやろうぜの付録オムニバスCDにナイフという曲で参加していた位しか印象はなかったのですが、中古屋でびっくりするくらい安かったので購入しました。
 ベストだからということなのかは分かりませんが、疾走感のある曲が大半を占めており一聴した感じでは結構燃えました。ただじっくり聞き込んでいるわけではないので曲がにたような感じに聞こえ区別がつきにくいという欠点はあります。
 バンドのビジュアルがちょっと受け入れられず敬遠していましたが、意外と曲は正統派ビジュアル系という感じの曲調です。今となってはかえってこういう曲をやってるバンドの方が珍しい位かなと思います。

(2004.5.8 review by TAKA)
72p



Ravecraft

Illution
1.When I Feel
2.See More Glass
3.Marmalade
4.Heaven Sent
5.Stay By My Side
6.Just My Revolution
 彼らの1stミニアルバムです。今回紹介するのは98年に再販された方です。前に出てた物と比べると音はだいぶすっきりしてるというかはっきりしています。相変わらず音はスカスカなんですが。で、肝心の曲についてですが1.6.あたりは代表曲といえるくらいのもので、他もいい曲が多く曲数は少ないですがいいアルバムだと思いました。
 Voのshameは僕の好きなボーカリストの一人で声と歌唱力のバランスがすごくいいなと思っています。
 正直彼がDopeHEADzに加入したときはびっくりしました。こちらも活動休止になってしまいましたが、彼には頑張ってもらいたいです。

(review by TAKA)
75p
Delution
1.Delution
2.ホワルリ
3.Mad Maria
4.ウレイの夜の中で
5.Wet
6.Inter face
7.Snow white
8.花咲く
9.Fortune
 1997年リリースのアルバムです。このアルバムには彼らの曲の中で僕が気に入っている曲が多く収録されております。中でもホワルリ、ウレイの夜の中では僕の中で名曲といえる部類だといえます。なお、ホワルリは同年にリリースされたビジュアル系オムニバスアルバムでも別バージョンで収録されていますが僕はDelutionのバージョンのほうが好きです。
 音についてはIllutionに比べればだいぶ良くはなっていますが、やっぱり軽い感じがします。まあこのころのビジュアル系の音はみんなこんな感じだったような気もしますが。
 全9曲ということでフルアルバムとしては多いといえる曲数ではありませんが、クオリティの高い曲が多く内容の濃いアルバムとなっています。

(review by TAKA)
85p
Magic
1.Magic
2.Angelic
3.I wanna justice
4.セレナ
 1997年リリースの4曲入りミニアルバムです。僕がまず驚いたのは音が前2作に比べると格段に良くなっていることでした。今まで感じてた音の薄さがだいぶ解消されている感じでした。
 曲はオープニングを飾るDrのHAYASHI作曲による「Magic」から最後の「セレナ」まで捨て曲無しの良作です。
 ただ、曲とは関係ないのですがビジュアル系のバンドでありながらCDジャケットの写真等で見られる彼らのファッションセンスは微妙な感じがしていた時期でもありました。

(review by TAKA)
83p
Screaming Vision
1.When I Feel
2.Crash! Life! Reset! Really?
3.Celebrate
4.Melancholic Lover
5.陽炎の君
6.Just My Revoluition
 1998年リリースのミニアルバムです。6曲入りですが「When I Feel」「Just My Revolution」は1stミニアルバム収録曲のリテイクバージョンです。僕はマイナー調で疾走する4曲目がお気に入りです。
 このころになるとバンドとして安定感も出てきてたように感じてたので、そろそろメジャーデビューか?と期待していたのですが、この後ギターの2人がバンドを脱退してしまい活動は急激に失速してしまいました。期待していただけに非常に残念でした。

(review by TAKA)
78p
01
1.発情
2.Scream
3.流星
4.幻想マニア死姦性妄想
5.Eternal Dream
6.No more head trip!!
7.漆黒の楽園
8.行き先のない夜行列車
9.舞い踊れ
10.ストーカー01
11.Take on me
12.無翼
 2001年リリースのアルバムですが、これを最後にレイブクラフトは解散してしまいました。ギターの2人の脱退後はしばらく音沙汰がなかったのですが、デモテープを出したりして活動を再開し、デモテープにギターで参加していたリチャードを正式メンバーとして迎え今作のリリースにこぎ着けましたが、CDリリースとしては前作から3年近くも空いてしまいました。
 曲の方ですが、「Scream」「流星」のような僕が彼らに期待しているような曲がある一方音楽的にマニアックな感じの曲も以前より増えており、曲によって好き嫌いが分かれるアルバムという感じがします。音については新加入のリチャードの色がでているかは彼の以前の活動を知らないのでよく分からないのですが、ロック色が以前よりも強くでている感じになっています。

(review by TAKA)
80p