トランプの起源


 トランプの起源に通説は確立されていないようですが、最も有力な説がインドで生まれたという「東洋起源説」である。
インドで使われていた「タロット」という占い用具がタロットカードに変化し、
ジプシーによって西洋に紹介されていったとされる。
タロットカードは78枚(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚)あり、
この小アルカナがトランプに発展したと言われている。

 現在の形に近いトランプは、14世紀後半にイタリアで出現し、
当時は40枚、または48枚1組で、剣・聖盃・貨幣・棍棒の4種類だった。
これが、15世紀初頭のフランスで、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの4種類に変わっていったのである。
このフランスのカードはゲームに適していたため、世界中に広がり、
その後、図柄・形・枚数・名称等、国によって様々に変化していった。
ちなみに、日本には江戸時代の初期に伝わったと言われている。



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