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アルバム最終曲"Ballad Of A Paralysed Citizen"には、溺れたフリをした子供を助けようとして半身不髄になった人物が登場します。このストーリーは実際にあった出来事をモチーフにしているのでしょうか? あなたが歌詞を書く時のインスピレーションは主にどこから来るのでしょうか?

Todd:歌詞については、曲の中で短編の物語を書ければと思っているんだ。難しいけどね。言いたい事をつめこんでしまえば曲は20分にもなってしまうから。そういう物語を曲の中で書くのは本当に難しいよ。

あなたの書く歌詞は全体に抽象的な表現も多いですが、労働条件や暴力などに関して、あまり芳しくない社会背景を感じさせるものだと思います。キャッチーでポップなシンセ・ディスコ・サウンドにダークな内容を組み合わせた『死の舞踏』というコンセプトには、どのようにして思い至ったのでしょうか? その表現方法がオーディエンスや世間に対してどのように有効性を持つと考えていますか?

Todd:僕らはフガジやピクシーズを聴いてきた。僕は、人々が普段は見過ごしてしまうような、社会や生活のある一面について考えさせるような詩を書きたいと思っている。それはフガジの影響だろうね。僕が歌いたいのは、普通じゃないこと、メチャクチャなこと、驚嘆すべきこと、視覚的にインパクトのあること、だね。抽象的な歌詞はピクシーズの影響かな。歌詞については、僕には、すべて意味があって筋が通っているんだ。ファースト・アルバムの『メディア』以外はね。そこまで前になるとあまり覚えていないよ。

パンク的なメンタリティを、ダンサブルなシンセ・ディスコ・サウンドと組み合わせたオリジネーターとして、ディーヴォの名前をあげることができると思います。彼らは昨年サマーソニックに出場するために来日し、今年の夏にもセントラルパークでライヴを行なう予定があるなど、再びその表現の真価を発揮する時期を迎えたかのようですが、あなた方は彼らのことをどう評価していますか?

Todd:ディーヴォはカッコいいバンドだね。自分たちの世界をちゃんと築いた。彼らのビデオは最高だよ。

あなたのヴォーカルを聴いて、個人的には、ジョン・フォックス(ウルトラヴォックス時代)、サイモン・ル・ボン(デュラン・デュラン)、デーモン・アルバーン(ブラー)といった人達を連想しました。「英国伝統優男系」とでも呼びたくなる、このヴォーカリゼイションは、どのようにして確立されたものなのでしょうか?

Todd:その辺はよくわからないね。ヴォーカルは確固として聴こえればとは思っていたけど。それ以外は作ってはいないね、もともとそういうスタイルがあったんだと思うよ。

昨年、リミックス・アルバムをアストラルワークスからリリースすることになった経緯を教えてください。ポール・オークンフォールドは自ら参加を望んできたそうですが、フォーテックなど、その他のリミキサー陣のセレクションなどはどのように行なわれたのでしょう? そして、出来上がった作品についてどのような感想を持ちましたか?

Todd:ポールは以前なにかの賞で僕らを推薦してくれたって聞いていたから、リミキサーとして可能性はあると思っていたよ。他のリミキサーは、僕らが選んだり、アストラルワークスのエロルが推した人だったり。リミックスアルバムはいい出来だと思う。

あなた自身はリミックスという作業に興味はどのくらいあるのでしょうか?

Todd:そうだね、他のアーチストが僕らの曲に対してどんな音を求めているのか聞くのは面白いよ。リミックスは手がけるよ、今もヤー・ヤー・ヤーズのリミックスをやっているんだ。

レディオ4とは一緒にツアーを廻ったそうですが、ああいったポスト・パンク・リバイバルと称される新興バンド勢(ラプチャーや!!!など、DFA関連のアーティストなど)について、どう評価していますか? また、自分達が『ダンセ・マカブレ』をリリースして以降たくさん登場してきた、いわゆる「エレクトロクラッシュ」勢(例えばライアーズやA.R.E.ウェポンズなど)と、自分達の音楽との差異はどのような点にあると考えますか?

Todd:ラプチャーと!!!はお気に入りのバンドだね。ポストパンクのムーブメントはずっと続いていたから、リバイバルだとは思わない。名前があがっているバンドは似たようなところから出てきているから、僕は彼らを仲間だと思っているよ。

さて、なんだかんだいって『ダンセ・マカブレ』はすでに3年前の作品になります。すでに今秋リリース予定のニュー・アルバムにとりかかっているそうですが、どのような内容になりそうですか? 新曲の傾向について教えられる限り示してください。

Todd:新作『ウェット・フロム・バース』の出来にはとても満足しているよ。今のベストだね。みんなも気に入ってくれるといいな。

この夏、サマーソニック2004へ参加する形での来日が決定しており、初めてあなた方のライヴを見れることを心から楽しみにしています。グリーン・デイやビースティ・ボーイズ、アヴリル・ラヴィーンから、注目の若手バンド、日本のアーティストまで出演する大型フェスになりますが、どのようなステージ・パフォーマンスをしてやろうと考えていますか?

Todd:いつもは暗くした部屋で、たくさんのライトを点滅させて演奏している。3m×8mくらいのスクリーンが後ろにあって、曲ごとに異なる映像を流す。その映像は曲のビートにあわせて変化するんだ。言ってみればライブはダンスパーティだね。日本でも同じように出来ればいいけど、フェスだからいろいろ制限もあるかもしれないね。ようやく日本で演奏できることになって嬉しいよ。このフェスの後、また日本に戻って、100%自分たちのやりたい形でライブが出来るといいね。

あなた方の初来日を楽しみに待っている日本のファン、さらには、これから『ダンセ・マカブレ』を聴くことになる日本のリスナーに向けてメッセージをお願いします。

Todd:僕らと一緒に踊ろう。

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