<松本ひろ実の ちょっとプライベート>

《猫・ねこ・ネコ…》

この世で一番好きなもの、と言えばこれでしょうか。
どんなネコでも間違いなく好き!
我が家には現在2匹のネコがいます。
20歳を軽く超えた茶トラの「マルチャ」と、2歳のシャム
の「ちゃむ」。
1階には母親とこの「おマル様」が暮らし、2階には我々
と「ちゃむ」。
「おマル様」がワオーン!と鳴けば人間どもは
「お水ですか?」「お外に行きたいのかな?」とあたふたし、
「ちゃむ」がニャーオー!と叫べば「ハイハイ、だっこだっこ」
と答える。
我が家はとても平和です。おネコ様のお陰・・・


3年前にキジトラの「エステラ」が14歳で死んで悲しみにくれていたところ、お世話になった獣医さんが迷い子の
「ちゃむ」をもらってほしいとくれました。
今思えば、きっと我々を元気付けようとしてくれたのかなあという感じですが、手におえない暴れん坊だった子も
今ではすっかりカワイイ子になっちゃって・・・
ご主人について歩き、遊びたくなるとオモチャをくわえて来て、投げると取って来る、まるで犬のごとき。

おまけに布団に入ったら朝まで出て来ない。だから熟睡出来るしあったかい。
ネコ好きならたまりませんよね・・・
えっ? ネコ飼ったことない? だったら一度一緒に暮らしてみましょう。
(ただし、どんなネコでもこうというわけではありません、念のため・・・)



マルチャ(おマル様)

エステラ

ちゃむ



《ウィーンこぼれ話》

約7年暮らしてみました。
先生やクラスメイトにめぐまれたお陰で、楽しく過ごせました。
「お前にはこれが合っている」と無理やり渡されたバリトンサックス。
体のデカい兄ちゃんたちはたくさんいるのに、「なんで私がバリトンなの??」とその時は思ったけど、
今の私があるのはヴルホフニク先生のお陰です。
東洋人の女の子が一番大きいバリトンを吹いているという見世物状態のカルテットはとてもウケました。
理解不可能だったメンバーのウィーンなまりを必死でドイツ語に通訳してくれたソプラノのペーター君は、
一番の仲良しでした。今はどうしているんでしょう・・・
演奏旅行も随分行きました。か弱かった東洋人の女の子は、7年の間にどこに行っても生きていけるような
たくましい人間に成長したようです。
日本に戻ってもう10年以上が経ってしまいました。
今でも先生の教えは心の中に生きています。
「ウィーンの森を散歩したか? 映画を見たか? シュニッツェルを食べたか?
 オペラを見て、弦楽四重奏を聴いて、カフェでおしゃべりするんだ。」
一人でさらってたんじゃウィーンにいる意味がない。
いろいろなお肉をたくさんつけて、人間的に大きく太った人がいい音楽を奏でるんだ・・・
卒業試験が終わったその日、先生は初めて私のことを「Du」と呼びました。
「Sie」という(あなた)ではなくて、親しみを込めた「Du」(君)。
そして、「Kollegin」(仲間・同僚)と言いました。これは、対等に扱うということ。うれしかった。
だから先生からもウィーンからも卒業したのです。


いつもこんな格好という訳ではありません。







卒業試験のあとでヴルホフニク先生と。



《温泉》

いいですねえ・・・
疲れた体にはこれが何よりです。
趣味はドライブ&温泉。もちろん日帰りです。
関東近県、ずいぶんいろいろな所に行きました。
近頃は新しい施設も増えてうれしいです。
打たせ湯なんて最高!! 
バキバキに固まった肩や背中もじんわりほぐれて、いーい感じです。
最近は時間がなくてあまり行かれなくなってしまったので、
おウチのお風呂に「温泉の素」は欠かせません。
「今日はどれにしようかなあ・・・ ウヒヒ・・・」なんて。
あー! 日本人で良かった!!



《活字中毒》

子供の頃から本が好きでした。
今でも図書館・本屋は心ワクワクするところ。
何時間でもいられます。
電車の乗り換え駅では、その辺に置いてあるパンフレットをひょいひょいといただき、
ローカルに出かければ、町役場だの会館にあるめずらしいパンフをかき集め、
カバンの中には時と場所によって読み分ける本が常に2〜3冊入ってます。
だから私のカバンはいつもとても重い・・・
小説もエッセイもHOW TO ものも、社会派ネタも教育論もお料理本も、なんでもあり。
最近は仕事柄、戯曲やシナリオが多いですが、常に新しい話題を作れるネタ探しをしてるんでしょう。
そのせいあって、例えば、「○○が××しちゃったら大変だったんだって!」という様な単純な話題が、
「でもさ、そうすると△△になっちゃったりして、もしかすると〜ってのもあり? いやあ・・・
でもさ、案外何だね・・・」と勝手に空想を限りなくふくらませ、しゃべり続ける私に
「ホラ、話、作ってるヨ!」とダンナは一言。イカン、イカン。
エッセイとかショート・ショートとか、書こうかと思い始めている今日この頃です。
ところで、7月の音楽物語「オトナ電話相談室〜ミッドナイト・ドリーム〜」の脚本は進んでいるのかって?
わかってますヨ。ネタがありすぎてまとまらなくなっちゃったんです、ハイ。


追記
<7/9(水)、13(日)、無事に音楽物語「オトナ電話相談室〜ミッドナイト・ドリーム〜」が終了しました。
詳しくは、プロ“M”のHPを見てください。>



《サックスはお好き?》

きっかけは7つ年上の兄の持っていたテナーサックスでした。
なんだかピカピカしててカッコイイ… 妙に心ひかれました。
まだかわいい小学生だった頃。
でも母が買ってくれたのはクラリネット。
なんで?なんで? 黒いし、棒みたいにまっすぐだし、小さいし、何かイヤ…
中学校では部活でクラを吹いていましたが、何人もで同じところを吹くのがイヤでした。
もっと目立ちたーい!!  色っぽーい音がいいー!!
市の少年少女吹奏楽団というのに入って日曜日だけ兄のテナーサックスを借りて吹くようになりました。
交通安全のパレードなんて行事があるとドリルというパフォーマンスをやったりするのです。
マーチングフェスティバルとか参加したりしてネ、楽しかったです。
サックスって人の声に似てるって よく言われます。
歌も好き。だから サックスで歌うのです。
常にお客さんが聴きたいと思うものを吹きたい。
自分が共感しないものには あえて トライはしません。
自分が好きで 「こんな曲、聴いてもらいたい」 と思ったものをコンサートでとりあげて
「初めて聴いたけど、良かったわー」「また聴きたい」 と言ってもらった時が一番幸せです。
1回1回のコンサートを大切にして、同じ時間を共有する人が少しずつでも増えれば幸せ。
自分をたくさん知ってほしいから、たいていおしゃべり付きのコンサートになってしまいます。
タイトルにもこだわる。
今までの中で気に入っているのは 「おしゃべりサロンシリーズ 〜あなたとティータイムのお時間です〜」。

Vol.1「冬の日におくるホットなメロディー」
Vol.2「懐かしきものたち」
Vol.3「春色の街角〜出発(たびだち)の時〜」
Vol.4「黙されたことば」
Vol.5「異国から…」

ね、なんだか 楽しくなってきたでしょう!
だから次回のコンサートは 2003.4.19(土)サクソフォーンファンタジー 「春の伝説」 とつけました。
サックスはお好きですか?

追記
<4月19日の「サクソフォーンファンタジー〜春の伝説〜」は無事終了致しました。
 ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。>



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