ワイルドに湿気たマイナー感 表層並列型音楽家 銀幕サウンド

                      投稿者:松尾キヨノリ  投稿日: 2月27日(金)23時00分58秒


4月の「SPIN」ライブの ゲストに
なんと!鈴木慶一さんが来るということで,
メンバーとともに, 気合いがはいってきた松尾です. 

昨日のコアトークでは「電話・電話・電話」の歌詞を
忘れてしまい 堂島くんをステージまで呼んで,
(堂島くんが この曲を自分のライブで歌ってくれたということで) 
やっと思い出すというハプニングがありました.
でも,あのおかげで僕と堂島くんのからみもできて
よかったかも.(ステージでは冷や汗ものでした)
    
その時, ステージでちょっと話しましたが
シネマのデビューの時, 大滝詠一さんからコメントを
いただいたと言いましたが, 
その資料がでてきたので見てみると, これがなかなか面白いので
(ずっと捜してたのが やっと見つかった!)
ピツクアップして書いてみましょかねー.

大滝さんのコメントは
『ワイルドに湿気たマイナー感がヨーロッパ的というか,
 なかなか渋く良質のアルバムですゾ‥‥これは.
 シュガー→サザン→ジューシー→シネマ(全て女性の
 入ったグループ)そう81年はシネマの年ですゾ‥‥』

それから勿論, シネマのプロデューサーの鈴木慶一さんの
コメントがこれまた興味深いので書くと
『 マァなんと「火の玉ボーイ」っぽいサウンドでしょう. 
 ボク等のオフィスに入りなさい. といってから2年経過した.
 その間,  わがムーンライダーズは,「火の玉ボーイ」的サウンド,
 シネマ的サウンドから遠ざかる努力をしたのだ. 
 何故なら,ポップ度において, 彼等はムーンライダーズを超えていたから. 
 ボク等より, 表層並列型音楽家がこの世にいるなんて信じられない.
 シネマはB級の超一流を目指すのだ.
 大真面目に歪んでいる名画座のスクリーンに映る女,子供は
  感動的だ. 』
    
この他に近田晴夫さんのコメントもありました.
『彼等の音を聞いてまず感じたのは,グループ名とサウンドがとにかく
  一致してるってことかナ,これは大切なことだと思うよ, 名付けて
 銀幕サウンドってとこかな.』

ということで今回は この辺で.
明日,明後日は 
ピカデリー・サーカスのキャンペーンで新潟だー!
杉くんのラジオでの仕事ぶりも拝見.

    それでは
           松尾清憲

     



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松尾先生、カキコミありがとうございました〜っ(はあと)!! From JUNまま