2003.10.03UP 


MUSIC DIRECTOR

Fm Port
(新潟県民エフエム放送・79.0MHz)

2003.09.13 23:00〜25:00


Fm Portの「MUSIC DIRECTOR」にご出演!
松尾さんの第5回放送です!

「松尾清憲のマイ・フェバリット・セレクション その4」として
2時間にわたり松尾さんの選曲&DJで放送されました!



はい、おまたせしました!わかっております!(笑) そうです、松尾清憲のマイ・フェバリット・セレクション、Part4です!
この番組はロック・ポップス・AOR・R&Bなど、さまざまな音楽ジャンルに精通したプロフェッショナルな選曲家、その名も『MUSIC DIRECTOR』が、音楽の系譜・ルーツなど、とことん音楽を解説する2時間のプログラムです。 今日も新しい曲から古い曲、大ヒットした曲からマニアックな曲までご用意しておりますよ〜。

<前半>
1.Oasis 「Don’t Look Back in Anger 」(1995年)




今日の一曲目は、世界的に有名になりました、イギリス出身のバンド、オアシス。
デビューと同時に大ヒットしましたね。
弟リアムのふてぶてしいボーカルと兄ノエルのビートルズの流れをくむ作曲がいいですね。
メロディーメーカーですね。
★エレクトリック・ポップの2曲をお届けします
2.BANANARAMA 「I Heard a Rumour」(噂)(1987年)
1981年にデビューして、1986年ビーナスの大ヒット。この曲も大ヒットしましたね。
松尾セレクションではちょっと意外な選曲かもしれませんね、バナナラマ。(笑)
3.Naked Eyes
 「Always Something There To Remind Me」
(1983年)






2人組ですけれどもね、出身地はイギリスの温泉地バース。(ティアーズ・フォー・フィアーズの出身地)
やってる曲はバートバカラックの曲(1964年)でね、イギリス・アメリカでヒットしましたね。
バートバカラックはポップスの作曲家なんですが、ロックミュージシャンでカバーする人が多いですね。
先月のウォーカーブラザースやビートルズ(Baby,it's you)、エルビス・コステロもカバーしてますね。
やはり、名曲はどうアレンジしてもカッコイイということですかね。
4.Eric Carmen 「 End of the World」(1978年)

アメリカのアーティスト。ラズベリース出身。
サウンド的にはビートルズとビーチボーイズを一緒にした雰囲気もあるんですよね。
リーダーのエリックカルメンのソロ3枚目のアルバムから。
5.10CC「 I’m Mandy Fly Me 」(1975年)





このバンドはすごいですよ、4人全員がソングライターですから。しかもシンガーで。
メンバーはEric Stewart(Mindbenders)、Kevin Godley、Graham Gouldman(ホリーズBUS STOPとか)、Lol Creme。
この曲がはいってるアルバム「How Dare You 」も名作です。
10ccの最高の時代はこの4人が揃っている1972年から1976年がすごいですね。
Eric Stewartのボーカルはかなりポール声してます。(コーラスはオペレッタコーラス)
★ポール・マッカートニー繋がりで
6.Mary Hopkin 「 Those Were The days」(邦題:悲しき天使)(1968年)


1968年TVのオーディション番組があって、ツイーギーがポールに電話して、ポールがプロデュースしようということになって。
ヘイ・ジュードに代わって1位になった曲。
7. Paul McCartney「 Golden Earth Girl 」(1993年)
自然に対する愛着を歌ったきれいな曲。

★ビートルズ的なバンドを紹介。
8.The Spongetones 「 Infatuation 」(1991年)


アメリカ生まれのマージービートと呼ばれたりしてるんですけれども。(笑)
ノースキャロライナ出身の4人組。
ボーカルがポールしてます。
9.Rutles 「Cheese and Onions 」(1978年)





ビートルズパロディーの最高峰。
ニール・イネスとエリック・アイドルが組んでビートルズをパロったバンドで、エリックはポールにそっくり!
ニールの声はかなりジョンに似てて、当時、ジョンが歌っているバージョンがあるという噂もあったほど。
ほんとに、ビートルズ・フレーバーたっぷり!(松尾さん絶賛)
★次は1990年代の音です。
10.Out of my hair 「ミスター・ジョーンズ」(1995年)

突如、この1曲が売れたというね。このあとバンド名変えたそうです。
ちょっとサイケがかった、この曲はいいですね〜。
11.Fastball 「 The Way 」(1998年)

パワーポップ系のバンドなんですが、いいメロディーもってます。
車で旅に出た老夫婦が行方不明になったという新聞記事を元にして書いたという曲です。
12.松尾清憲 「アスピリン・ノイローゼ」(1984年)
11時代最後の曲は松尾清憲の曲で。これはリパプール・ラテンとよんでもいい感じの曲です。

<後半>
1.Led Zeppelin 「 Stairway to Heaven (天国への階段)」(1971年)




史上最高のハードロックバンドといわれているこのバンド。
最近はライブDVDが出てまた注目されています。
大ヒットしましたね。ちょっと長いですけれども、この曲。名曲ですねー、やっぱり。
ヤードバーズの最後のギタリスト、ジミー・ペイジを中心に、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム。
すごいバンドですね。
★映画つながりで
2.Stealers Wheel 「 Stuck In The Middle With You 」(1972年)


気になる映画はすぐ見に行くたちなんですけど、
クエンティン・タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」の中で印象的に使われてた曲。
イギリス、スコットランド出身のバンド。
かなりビートルズしてますね〜。
.Thunderclap Newman 「 Something in the Air 」(1969年)

古くは「いちご白書」、最近は「あの頃ペニーレインと」でも使われていたんですけどね。
この1曲だけ大ヒットしました。
本当にこの当時(1969年)には空気の中に何かマジックがあるようでした。
鈴木さえ子さんがソロアルバムでカバーしたんですよね。名曲です。
★少し新しめのバンドを紹介
4.Mew 「 Am I Wry ? No 」(2003年)


入荷したばかり。デンマーク出身。(ギャングウェイも出身)
メロディーメーカーでアレンジも少し変わってるんですよね。
これから面白くなるバンドじゃないかと思って今日はご紹介したいと思います。
5.POGO POPS 「 Man Inside My Head 」(1993年)


ノルウェーのバンド。
かなりビートルズ的です。今はどうしてるのかな?はい。
6.Stranglers 「Golden Brown 」(1981年)





次はベテランのバンドです。
イメージとしては、クラッシュのようなロンドンパンクバンドと並べられることがあるのですが、
むしろ退廃的でヨーロッパ的な匂いがあって、キーボードをサウンドのメインにした曲もあったりして
ちょっと変わったバンドです。
映画「スナッチ」の中でもかかっていました。
7.Dream Academy 「Life In A Northern Town 」(1985年)




次もイギリスのバンドでね、デイヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)がプロデュース。
イギリスの田園風景がうかんでくる曲ですね。
この曲はヒットしましたね。
紅一点ケイト・セント・ジョンはソロ・アルバムを出してるそうですね。聴いてみたいですね。
☆ホリーズ繋がり
8.Crosby ,Stills,Nash & Young「 Our House 」(1970年)


グラハム・ナッシュがホリーズを抜けて「Crosby ,Stills&Nash」を結成。
ニール・ヤングが加わったアルバムの中から。
グラハム・ナッシュが書いた曲なんですけど、ジョニ・ミッチェルと二人で暮らしてたころの
家のことを書いた曲。
9.Hollies 「 He Ain’t Heavy , He’s My Brother」(1969年)

グラハム・ナッシュが抜けた後のホリーズもがんばってました。
イギリス・アメリカでもベスト10にはいった曲です。
今日もいろいろ、新しいのから古いのからお送りいたしましたけれどもね、この番組やり始めて、アルバムで持っていたけれども、CDで持ってなかったものも買って確認しているうちに、昔好きだった曲も新たな気持ちで聴いたりできるのもいいですね〜。
私のほうも、「SPIN」というアルバムが発売を待機しているんですが、それとは別に松尾清憲BOXセットというのを作っていただけるんですよね。
ストレンジ・デイズ・レーベルから出た3枚ともう1枚CDをつけて、これが、デモテープからいろんなアウトテイク、カラオケもあったりして、あと、新譜もはいるという。これは、コレクターズ・アイテムとして、ネットONLEYで発売する予定です。

松尾清憲、今日も好きな曲をかけてきましたがいいんでしょうか。いいんですね?本当にいいんですね?はい。(笑)

この番組ではアナタからのメッセージをお待ちしています。ハガキは〒950-8579 Fm Port 「MUSIC DIRECTOR」まで。 FAXは025-240-7900。e-mailは、music@fmport.comまでです。

今日紹介した、Thunderclap Newman 「 Something in the Air 」なんですが、今度僕のライブに鈴木さえ子さんが来るんで、ちょっとこれやってみようかなと。やってみる可能性が今膨らんできました。
松尾清憲「マイ・フェバリット・セレクション Part.5」はあるのか!?多分あるでしょう。(^^)

最後の曲はブルーアイドソウル的な曲なんですけどね、松尾清憲の 「さよならはバニラ色」(1985年)。

reported by JUNmama  
special thanks to MATSUO channel  
 

  



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