2003.11.04UP
MUSIC DIRECTOR
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Fm Portの「MUSIC DIRECTOR」にご出演!
松尾さんの第6回放送です!
「松尾清憲のマイ・フェバリット・セレクション その5」として
2時間にわたり松尾さんの選曲&DJで放送されました!
はい、おまたせいたしました!松尾清憲です!今日もきてますね〜。わかっております。僕の方は個人的にきてるんですけどね(笑)。今日の放送は松尾清憲のマイ・フェバリット・セレクションNO.5です。
この番組はロック・ポップス・AOR・R&Bなど、さまざまな音楽ジャンルに精通したプロフェッショナルな選曲家、その名も『MUSIC DIRECTOR』が、音楽の系譜・ルーツなど、とことん音楽を解説する2時間のプログラムです。 今日も私の好きなブリティッシュ、古いところから新しいところまで、もちろんアメリカのアーティストも含めてです。今日はちょっとカヴァーモノで面白いものをご用意いたしました。
<前半>
1. Kula Shaker 「 Hush 」(1997年)
今日の1曲目は、1996年にデビューしたイギリスのバンドなんですけど、残念ながら1999年解散したんですけどもね。
ディープ・パープルの曲をカヴァーして、これが非常にいいできなのでかけたいと思います。
★新しいバンド 2. Tahiti 80 「1,000 Times 」(2002年)
フランスの4人組バンド。60年代のビートルズやギターバンドが大好きで、
プラス イギリスの80年代〜90年代が大好きで、英語で最初から歌っているという。
基本的にメロディーメーカー。
3. Ben & Jason 「The Wild Things 」(2001年)
ロンドンの二人組み。今日のこの曲を聞くとやっぱりビートルズが好きですね。
アイム・ザ・ウォーラス的な弦がいいかんじではいっているんです。
★今度はベテランですね 4. Robert Palmer 「 Simply Irresistable 」(邦題:この愛にすべてを)(1988年)
ついこのあいだ亡くなりまして・・・。まだ54歳!まだこれからというのに、びっくりしました。
フランスで突然亡くなったのですが。信じられない感じです。
1974年にデビュー。全米1位も。クールでロックなヴォーカリスト。
デュラン・デュランのメンバーとパワーステーションというバンドも作ったりしましたけれども。
5. Van Morrison 「 Have I told You lately 」(1989年)
生まれはアイルランド。ゼムというバンドでデビューしてソロへ。アイルランドでは英雄的に有名。この曲はロッド・スチュワートがカヴァーしています。
メロウな曲なのでこの季節には良いのではないでしょうか。
男の哀愁といいますか、体臭じゃないですよ(笑)が、いい感じに聴こえてきますね。
6. Fiona Apple 「 Across The Universe」(1999年)
最近気になるプロデューサーとしてジョン・ブライオンをあげておりますが、彼のプロデュースでもあるんですが。
1996年に18歳でデビューして話題になりましたが。
映画監督ポールトーマスアンダーソン(マグノリア)とも付き合っていたりしました。
カラー・オブ・ザ・ハートのエンディングで歌われていた曲です。
7. David Bowie 「 Waterloo Sunset 」(2003年)
またニューアルバムが出たんです。70年代グラムロックをリードしていたアーティストですね。
あの頃は僕もすごく聞きましたね。
今日はキンクスでも有名な曲のカヴァー。
★ボブ・ディラン繋がり 8. Bob Dylan 「 Like a Rolling Stone 」(1966年)
まだかけてませんでした、この人。ボブ・ディランの曲。
当時はラジオでかからないので、3分以内が常識だったのですが、7分近くもあって、
それでも1位になったりした曲です。
ビートルズのヘイ・ジュードが出る前です。
ジョンが歌詞の面でも影響されていたといわれています。
9. Byrds 「 Mr. Tambourine Man 」(1965年)
ボブ・ディランのカヴァー曲はヒットが多いんです。
1964年デビュー(ロサンジェルス出身)。ビートルズの映画を観て衝撃をうけてあの髪型とリッケンバッカーというスタイル。
イギリスとアメリカがミックスしたバンドで、この曲は大ヒットしましたね。
10. Manfred Man 「 The Mighty Quinn 」(1968年)
イギリスのバンドなんですが、ボブ・ディランの曲をカヴァー。
11. 松尾清憲 「 彼女はそれを我慢出来ない 」(2000年)
松尾清憲、最近ノッテますって言いましたけどね、
ひとつは、松尾清憲BOX「ストレンジ・イヤーズ」が発売されます。ネットオンリーなんですけれども。
この曲は「Passion Glory」にはいっている曲です。
<後半>
1. Yes 「 Roundabout 」(1971年)
いろんな時代の名曲をかけているんですが、まだかけてませんでした、このバンド。
プログレをかけたいと思います。1968年結成されたイギリスのバンド。
長いんですけどね、かけましょう、今日は。
メンバーも一番充実していた頃で、演奏もいいという1曲ですね。
★新譜を2枚。 2. Muse 「 Sing For Absolution 」(2003年)
レディオヘッド・チルドレンと呼ばれる年代のアーティスト。
3. Rufus Wainwright 「 I Don’t Know What It Is 」(2003年)
以前もかけたんですけどね、ニューアルバムが出ました。
クラシックやオペラが大好きらしくて、今回はストリングスが結構はいってます。
独特のボーカルと独特のメロディメイカーですね。
4. Specials 「 Ghost Town 」(1981年)
まだ紹介していませんでした「Specials」。ネオスカ・ムーブメント。
1番大ヒットした(3週間1位)曲です。
当時の世相を歌っていたりします。これを最後に解散してしまうんですが。
5. Terry , Blair and Anouchka
「 Ultra Modern Nursery Rhyme 」(1990年)
Specials解散後、テリーの作ったグループ。
ボーカルのテリー・ホールはソロアルバムの中でも、コステロでヒットした「She」をいち早くカヴァーしていて、当時からいいな〜と思ってフェバリットテープに入れたりしてました。
★ビートルズ関係。 6. James Taylor 「 Carolina in My Mind 」(1969年)
1960年代後半、ビートルズがレーベルを創りました。
あのジェームス・テイラーがイギリスに渡って最初にアップル・レーベルと契約したんですよ。
このアルバムは売れなかったんですが、僕は好きなアルバムでした。
ベースはポール・マッカートニーなんですよ。すごいでしょ。
7. Peter & Gordon 「 Woman 」(1966年)
これはポール・マッカートニー作なんですが、名前を伏せて出したという。
それでもヒットしたという曲です。
8. The Beatles 「 Happiness is a Warn Gun 」(1969年)
ビートルズかけましょう、この際。
今日は大好きなジョンの曲を。
ビートルズはかけたことなかったんですよ、そういえば。
9. 松尾清憲 「 Sleeping Gypsy 」1997年(1997年)
山下久美子さんに書いた曲なんですけどね、その曲を自分でカヴァーしました。
松尾清憲、きてるって言ったでしょ。
ピカデリーサーカスの2ndアルバムが12月10日に久々に発売になるんですよ。
その後にはソロアルバムも控えてますし。きてますね〜松尾清憲。
年末にむけてのってきている松尾清憲がお送りいたしました「MUSIC DIRECTOR」いかがでしたでしょうか?
マイ・フェバリット・セレクション、もう5回目になりましたね。ほんとによく続いてますね。大丈夫ですね、あたくしの好きな曲かけて、いいんですね?(笑)
この番組ではアナタからのメッセージをお待ちしております。ハガキは〒950-8579 Fm Port 「MUSIC DIRECTOR」まで。 FAXは025-240-7900。
e-mailは、music@fmport.comまでです。(こちらからも。)
最後の曲はですね、1979年に大ヒットしたM 「 Pop Music 」なんですが、この曲はゴースト・バスターズのテーマがこれに似てるぞと
物議をかもし出したりもしましたが、この曲を聴きながらお別れしたいと思います。
「MUSIC DIRECTOR」お相手は、私、松尾清憲でした。
reported by JUNmama
special thanks to MATSUO channel