2004.01.30UP 


SUB STREAM
〜ストレンジ・デイズ

FM横浜(84.71MHZ)

2003.12.24 25:00〜26:00




『SUB STREAM〜ストレンジ・デイズ』(FM横浜)
1月24日(土) 27:00〜28:00

ゲスト:松尾清憲
新作『SPIN』大特集!!
パーソナリティーは「ストレンジ・デイズ」編集長・岩本晃市郎&山田順一

普段よーくご存知の岩本さん、山田さんを前に、リラックスムードの松尾さんです。
バックには「火星のように 月のように」がかかっています。
話題は当然1/21発売された「SPIN」について。

・1曲目「デンジャラスゾーン」
松尾「ピカデリーサーカスのアルバムよりも、先にできあがっていました。発売は後になってしまったのですが、その間に、「SPIN」のミックスとマスタリングをし直したのでグレードアップしたものになった。良かったと思う」

・2曲目「シュプール」(岩本さんが一番好きかも。とのこと)
FMヨコハマといえば!
松尾さんがDJを担当していた「ポップス泥棒」がありました。
岩本「あの番組を聴いて育った業界人は相当いますよ」
山田「ここにも、ここにも」(と自分を指差す)
松尾「あと、Velvet Tea Setsの朝倉君もだそうですよ。僕の今のしゃべりのスタイルが、あの時できあがったと思うんですよ(笑)。お世話になりました」

・3曲目「Balloon」(松尾の新しいフィールドを感じて下さい。と松尾さん)
<タイトルのトリビア>
岩本「アルバムのタイトル、最初は『グライダー』だったんですよーみなさん」!!(へぇへぇへぇ・・・byJUNまま)
TOKIOの次のアルバムも「グライダー」ということで、変えたそうです。「SPIN」の方が良かったと。

岩本「「SPIN」はどういう意味でつけたタイトルなんでしょうか?」
松尾「いいこと聞きますねーーさすが編集長!(笑) 「火星のように 月のように」のコーラスでさえ子さんが歌ってる♪spinning round♪ってありますよね、あと、サエキ君の曲で♪スピンで逆転しよう♪っていうのがあって。あと、今回は短いタイトルにしようと思ったんです。
今回、月や火星、バルーン、SUNFLOWER・・・みんな球体でしょう。実は深いんですよ」
岩本「さすが、理科系!」
山田「大きな意味が隠されていたんですね」
松尾「バカじゃないんですよ、私も。(笑)」
アルバム参加ゲストの紹介。

岩本「<松尾トリビア>として「パリ・テキサス」も紹介していただかないとね」
松尾「キーボードの小泉さんと、バイオリンの武藤さんと松尾の3人のアコースティック・ユニットです」
岩本「このアコースティック・ユニットで松尾さんの曲をやっているんですよね」
山田「コレがまたいいんだ!」
松尾「ストリングス系を中心に。そして、このあいだはさえ子ちゃんがはいって、これがまた面白かった。さえ子ちゃんもまたやりたいって言ってた。パリテキサスに出てもらうかも。」
岩本「あの、XTCのアンディー・パートリッジがツアーでドラムをたたかないか?と唯一誘った日本人が鈴木さえ子さんなんですよね」
山田「彼女が(アルバム)作るんだったらギャラいらねぇって」
岩本「そう!ほんとだなー?って言ったんです(笑)。本当だそうです。すばらしいーー」

・4曲目「涙はジグソーパズル」(山田さんが選曲会議の時にずいぶん推したそうです)
「松尾ボックス」には、「SPIN」の別バージョンの紙ジャケットがはいってます。
岩本「ジャケットだけだって何度も言ってるんですけど、問い合わせが来るんですよね。「SPIN」がはいってませんって。」(笑)
山田「2枚買って下さい」
岩本「これだけは言っておきます。「SPIN」がはいってませんの苦情はやめて下さい!」(懇願)
コレクターズボックスの内容説明。
松尾「岩本君が最初に言ったんですよね。大丈夫なんですか?」
岩本「どんどん豪華になっていったんです」
山田「社員が1、2ヶ月泣けばいいんですよね(涙)」(笑)
岩本「ボックスセットの中のリキッド・フラワー、これはもうおまけディスクじゃないですよね、ニューアルバムとして出してもいいくらいのクオリティです」
松尾「今日かけていいんですか?」
岩本「松尾ボックスを買わなきゃ聴けないんですけどね。(リキッド・フラワー)単体じゃ売ってませんからね、売ってたらブートレクですから(笑)」

・5曲目「シガレット&チョコレート」
山田「いいですねー大人の雰囲気で」
松尾「コレクターズボックスならではの曲ですから。こういう企画があったからこその曲ですね」
サエキけんぞうの「バカヤロウは愛の言葉」もはいってます。カバー曲をやったのは初めて。

<告知関係>
2/27のサエキけんぞうのコアトーク、
2/10ピカデリーサーカス・ライブ(岩本さん「私も行きますよーー」今旅費を稼いでいるそうです笑)
4/26松尾清憲「SPIN」ライブ
着メロのダウンロードについて(i-modeのみ)

岩本「どうですか?松尾さん、盛りだくさんで」
松尾「いやぁ、こんなにね。ただ、去年は1月から12月までずっとレコーディングしてましたけど、去年出たのがピカデリーサーカスだけで(笑)。やっと出て、去年のあの苦労が・・・ということで、今はほっとしたような、嬉しいようなね。」
山田「ほんとに、ファンの人も大変ですよね。一気にドンと」
松尾「どれから聴いていいんだかねぇ(笑)」
岩本「本当に偶然なんですよね。誰かが盛り上げようとしているわけじゃないんですよね。」(視線が一瞬編集長へと集まったらしい笑)

松尾「ペットサウンド以降のブライアン・ウイルソンのような曲をずっと作りたかったんですが、今回できちゃったんですよ」
岩本「できちゃったっていうところがスゴイ!」
松尾「アビーロードに遊びに来たビーチボーイズっていう感じかなー(笑)」
山田「絶品ですっ!」
・6曲目「SUNFLOWER」
岩本「日本はね、欧米に比べて15年くらい遅れてるんですよ。その差を一気に縮めたのがこの「SUNFLOWER」ですね」
山田「松尾さんしか書けませんね」
松尾「もっと言って。(笑)」

松尾「今聴いても新鮮に感じますね」
岩本「松尾さんのすごいところは、毎回、前の作品を超えていくところなんですよ」
山田「そうですね、最新作が最高傑作!」
岩本「走り高跳びのように、ハードルがどんどん上がっていくんですよ(笑)」

今月のストレンジデイズ(キングクリムゾンが表紙)NO.54に、松尾さんのインタビューが載っています。一家に2冊!(笑)
松尾「僕も見てますよー!時々目が痛くなりますけどね、字が細かいから。(笑)」

バックに流れているのが「心が星空になりますように」
「SPIN」の選曲会議の時に岩本編集長が「なんでこの曲がはいらないんだー!」と暴れたという(笑)この曲。
今回、松尾ボックスの「リキッド・フラワー」に収録されました。
山田「今日のゲストは松尾清憲さんでしたー」
松尾「ありがとうございました!」(拍手)

END



reported by JUNmama  
special thanks to Tちゃん  
 

  



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