「朝露の物語」
Words&Music 神近まり
深く茂る森と 長い暗闇をいくつも越えて
君に逢いに来た
溢れた君の涙でわかるよ
少し抱きしめていよう
だけど 朝露が浮かぶ頃
出て行くよ そっと出て行くよ
だから今夜はずっと
聞かせてよ 話聞かせてよ
色んな出来事があったようだね
とても綺麗になったね
ココアで冷えた手を温めたら
もっとそばにいよう
だけど 朝露が浮かぶ頃
出て行くよ そっと出て行くよ
だから今夜はずっと
聞かせてよ 話聞かせてよ
・・・だけど 浮かぶ朝露が見えた
出て行く時が来たみたいだ
大丈夫 幸せは
すぐそばに 君のすぐそばに
〜こうして一夜の
物語の終わりに彼が 彼女に呟いた〜
「夜通し話したね。
言葉が見つからないけど ・・・逢えてよかった」
そして浮かぶ朝露の中に
少しづつ彼は溶けました
「大丈夫。幸せはすぐそばに、 君のそばにあるよ。」
〜浮かぶ朝露の中に
語り継がれている物語〜
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