君のいない部屋

部屋の隅の枯れた花 何も見えなくなっていた。
曖昧な言葉だけが 僕を苦しめる。

ありふれたような嘘に 繋いだ手は離れていく。
君の瞳に僕はいない それだけなのに。

少し寒くなった１０月の夜、やがて 静寂に紛れてしまいたい。

「君のいない部屋」で二度と呼べない君を想って、綺麗すぎる嘘に目を背けた。
「君のいない部屋」から離れることができない。そこに意味を求めるけれど…
ふり続く雨が僕の 心流すの？ 季節だけが過ぎる、止まることはなく。

失くした重さ 気付かないフリしても 心を覗き込めばＡｈ…

「君のいない部屋」で二度と呼べない君を想って、綺麗すぎる嘘に目を背けた。
「君のいない部屋」の枯れた花なら捨ててしまおう。もう一度咲くことはないから。
降り続く雨よ僕の 心流して。 季節だけが過ぎる、止まることはなく。