『おっぱいが気になってしまった』

  おっぱいが、気になってしまったよ。
 そんな目で君を、見たくなかったのに。

 真冬のコンビニに、君は現れた。
 “いらっしゃいませ”と笑う、その笑顔にふるえた。
  冬が過ぎ、春が過ぎ、薄着になった君が、
 “ありがとうございます”と言った、その瞬間!

 君の制服の、中のブラウスの、
  中の純白の、またその中が、
  チラリ!チラリ!チラリ〜!あ〜〜〜!!

 おっぱいが、気になってしまったよ。
  君が無防備な服を着てたから。
  おっぱいが、気になってしまったよ。
  そんな目で君を、見たくなかったのに。

 打ち上げの帰り道。酒を飲めない僕は、
  みんなをクルマに乗せて、ウチまで送る役。
  助手席に乗りこんで、無邪気に笑う君が、
  シートベルトを探して、しめた、その瞬間!

  君のピンクの、薄いセーターの、
  その真ん中に、シートベルトが、
  食いこんで!食いこんで!食いこんで〜!あ〜〜〜!!

 おっぱいが、気になってしまったよ。
  思った以上の、ふくらみがあったから。
  おっぱいが、気になってしまったよ。
  そんな目で君を、見たくなかったのに。

 おっぱいが、気になって仕方なかったよ。
  ずっとピュアな気持ちで、君が、好きだったのに。