Random Tape Selection #1

みなさんもカーステ用などに好きな曲をテープ(or MD or CD-R)に入れて、自分なりのオムニバス・テープを作って楽しんでいらっしゃることでしょうね。テーマを決めて、選曲・曲順に凝ってみたり、いかに収録時間ぎりぎりまで入れるか挑戦したり...
ここでは、ぼくが趣味で作っている編集テープを曲目解説なども交えて、ご紹介したいと思います。第1回目として紹介するのは、好きな曲をただ並べたという滅茶苦茶なセレクトですが、曲間つなぎにはこだわってます。この流れ、自分ではお気に入り。(46分テープ 片面23分) -> YouTube
Side A
  1. Faust - Fastened 60/60
  2. Pizzicato Five - メッセージ・ソング
  3. Aphrodite's Child - The Four Horsemen
  4. Colin Blunstone - Caroline Goodbye
  5. Aco - 凍っちゃったんだわ
  6. Terry Adams - I Feel Lucky
  7. Fred Frith - Too Much Too Little
Side B
  1. California Guitar Trio - Yamanashi Blues
  2. King Crimson - Frame By Frame (Live)
  3. Prince - Sexy M.F.
  4. John Zorn - Snagglepuss
  5. O.S.T. - Theme from Taxi Driver
  6. 佐々木潤(remix) - Love Squall - Fujiko's Love Mix
Faust Untitled Faust - Fastened 60/60

タイトルなし限定CDの最後に入ってた、シンプルでメチャクチャかっこいいロック・インスト。You Know FaUStに別ヴァージョン収録。
California Guitar Trio - Yamanashi Blues

フリップ門下生による生ギター(Ovation)アンサンブル。1stYamanashi Bluesは愛聴盤。MTVアンプラグドのテーマ曲だった?
California Guitar Trio Yamanashi Blues
Pizzicato Five Message Song Pizzicato Five - メッセージ・ソング

性急なビート、歪んだキーボード・ソロがグルーヴィ〜。
シングルで発売され、後にベスト盤JPNに収録。
King Crimson - Frame By Frame (Live)

ダブル・トリオによる再生ライヴB'Boomは良い。この曲の聴き所は、二つのギターが徐々にずれていくモワレ・フレーズと、パワフルな複合リズムとのコントラストの妙。
King Crimson B'Boom
Aphrodite's Child 666 Aphrodite's Child - The Four Horsemen

ヴァンゲリスがメンバーだったギリシャのバンドの2枚組大コンセプト・アルバム666から。後半、延々続きそうなギター・ソロ(普通のロックのノリ)がいい。
Prince - Sexy M.F.

ホーンのリフ、ジャジーなギターソロ。JB的単調ファンクのかっこよさ。オリジナル・アルバムは「(例のマーク)」だが、3枚組ベストThe Hits/The B-Sidesしか持ってない。
Prince Hits B-Sides
Colin Blunstone One Year Colin Blunstone - Caroline Goodbye

ペイル・ファウンテンズを彷佛させる、ほろ苦い名曲。管弦楽が麗しい。「一年間 (One Year)」に収録。ゾンビーズのヴォーカルだった人で、スモーキーな声が魅力。Dave Stewart の 1st シングル "What Becomes of the Broken Hearted" のリード・ヴォーカルもこの人。
John Zorn - Snagglepuss

この曲を、サンボーン、マーカス・ミラー等と一緒にやってる(!)映像がある。リモコン操作的に曲調がめまぐるしく変わるNaked Cityより。テープ編集などを使わず、人力でやってるのがすごい。これの究極が「拷問天国 (Torture Garden)」で、ほとんどの曲が1分以下。→「Black Box [Torture Garden/Leng Tch'e]」で入手可能。「Leng Tch'e(凌遅)」は「拷問天国」の正反対で、1曲10秒を1曲30分に引き伸ばしたようなもの。大音量でこれを聞かされたら、それこそ拷問(笑)
John Zorn Naked City
Aco Kittenish Love Aco - 凍っちゃったんだわ

FMでたまたま聴いて即買った。楽曲が天才的に素晴らしい。歌もうまい。1stKittenish Loveに収録。フュージョン・テイストの 3rd「Lady Soul」も傑作。
O.S.T. - Theme from Taxi Driver

98年に出た完全版から。映画に使われたものの他にフュージョン・アレンジのが数曲入ってて、これがまたかっこいい。演奏者のクレジットが全くないのだが、フュージョン・アレンジのサックスはトム・スコットで、オリジナル・サントラの方はロニー・ラングという人が吹いてるらしい(参考:TAXI DRIVER | Library of Congress, https://www.mfiles.co.uk
Taxi Driver
Terry Adams Terrible Terry Adams - I Feel Lucky

NRBQ のキーボード奏者の唯一のソロ・アルバムTerribleから。セロニアス・モンクへの愛情溢れる暖かいジャズ。NRBQ 仲間の他に、サン・ラ・アーケストラのメンバーも参加している。この曲は1996年の NRBQ 初来日ライヴ@渋谷でも演奏された。(99年のライヴ・レポはこちらへ。)
佐々木潤(remix) - Love Squall - Fujiko's Love Mix

ルパン3世30周年記念リミックス盤第一弾「PUNCH THE MONKEY !」から。ジャングル・ビート(?)と歪んだエレピが美味しい。こんなにいい曲だったとは...改めて気付いた。うっとりするほど甘い声で歌ってるのは、なんとあのサンディ!
ルパン3世 PUNCH THE MONKEY
Fred Frith Cheap at Half the Price Fred Frith - Too Much Too Little

Henry Cow の変態ギタリスト。テクノポップをやってる 3rd ソロCheap at Half the Priceから、可愛らしい小曲。歌と交互に出てくるギター・ソロの味わい深さよ。

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