世紀末の詩


日本テレビ、水曜の10時からのドラマ「世紀末の詩」
なかなかいいドラマだと思うのだが、なかなか視聴率は悪いらしい。
俳優は竹之内豊や木村佳乃、あと、みょーにごっつい顔した人・・・あれっ、だれだっけ。
あとは、鈴木らんらんと、坂井まき・・・
脚本は野島伸二・・・
ここまで出ていてなぜ、視聴率が悪いのだろう。

野島伸二は現在のアンデルセン童話を目指していると言う。

話はいつもせつなさやら悲しさが残る。

あの一言が言えたら

信じること、疑わないこと・・・信じ切ること

見終わるとそういつた気持ちが残るドラマ。
後味はなかなかよいです。

ハッピーエンドでは終わらないのですが。

このドラマの主人公はいつもゲストの方です。
今回は三上博がいい味をだしてました。

このドラマ、出演している俳優は凄いのですが、その人たちはほとんど、話に必要ありません。
言ってみれば、話をわかりやすくするためのストーリーテラーのようです。
鈴木らんらんにいたっては5ぐらいしか画面に出ておらず、話にはまったく、絡んでいません。

竹之内豊や、木村佳乃もまったく、絡むような気配もありません。
いまいち、ゲストの人たちに比べ、彼らの現実感が見えてきません。

これから、後半にかけて、彼らが主人公になっていく話があるのでしょうか。

このドラマは1話完結です。
一度、見てみると案外といいかもしれません。


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