さくや妖怪伝、恐るべし日本映画。
DVDが出て映画のソフトもだいぶ安くなった。
で買ったのが2,000円の「さくや妖怪伝」。
たしか公開は夏だったから、かなり早い時期でのDVD化。
予告のイメージから薬師丸ひろ子と真田広之が出ていた「里美八犬伝」のような雰囲気をもった映画かなと思った。
が、気になるのは監督が「ガメラ」の監督であること。
下手したら特撮映画なのか・・・という不安は的中。
特撮がもろガメラ。
主人公の女の子、さくや、の演技があまりに弱い。
みょーに力が抜けてしまうのだ。
そして、殺陣。
カメラアングルがあってないのか、時代劇としても、現代劇としてもみょーな間の悪さがある。
どうせだったら、「マトリックス」とか「チャーリーズエンジェル」みたいなカメラワークでスピード感をだせばよかったのに。
そして、コメディ路線とシリアス路線が中途半端で、力が抜けてしまう。
エンデングテーマの不自然さにもびっくり。
この映画は子供向きだったんだろうか。
でも、なんかおしい映画なんだよな。
島田久作とかのキャラクターとか、もっと人間のやなところをつく妖怪とか話が深くなりそうだった。
おしい、この映画。
ちなみに家族まで大不評。
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