インターネット上の日記


素人が作るインターネットのページのコンテンツで日記とかエッセイっていうの
はすごく多い。
これもそうだけれど。

で、基本的には人に見せることを前提にして書いているから、多少、都合の悪い
ことは脚色されていたり、あえて本心とは違うものを書いてみたりもする。

ただ、まれに自分の深ーいところまで、書いているものもあって、あまりの痛々
しさに、寒さというか痛さを感じたりする。
ここでいう「寒さ」とか「痛さ」って意味は、そのギャグ寒いなーってときの
「寒さ」ではなくて、あまりに心が剥き出していて、辛くなって寒くなってしま
う状態。

文書に書くことや、人に話すことで救われることは結構多いらしいくて、自分に
もそういう経験があるし、また、心理学的にもそんなことがあるって聞いたこと
もある。

書く文章やそのページの色使いが好きなページがあった。
そのひともたまに、痛い、ときがあった。

そして、ページの閉鎖のお知らせ。
トップページには、coccoの歌詞。
次のページには洗面器に綺麗な赤。

どんなに心を出しても、痛んでも、その線だけは踏みとどまらなくちゃいけない
と思う。
大抵の辛いことは、過ぎ去ってしまえば、たいした事ではないし、生きてるって
ことの不確定さを含めた面白さって、この上ないと思う。

幸い、その人は助かった。
ありきたりの言葉だけれど、ここから、なんとか立ち直れればと思う。


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