ペーパーレス化


「ペーパーレス化」という言葉が世間に出て久しい。けれど、なかなかそれは進んでいないように思われる。
例えば私の会社は情報システム系の会社だけれど、その社内報は紙で出力されている。
そのタイトルにはECOというタイトルがつくのがおかしいところ。
しかし、実はこういったものは難しい。例えば、社内報をWEBにしたとしても、それを見るためには社員の受動的な「見る」という動作が必要になる。
紙だったら、配布もし易く、またそれを持ち帰ることで電車の中で見れたりっていうこともある。

電子ハンコっていうシステムもどこかにあった。
ペーパーレス化したシステムの中に紙文化であるハンコを持ち込んだシステムでそこそこ話題になっていたようだ。

ペーパーレス化っていうのは、ただ、紙を電子化するだけではきっとないはず。

紙を出さなくても運用なりを考えなければ行けない。

社員の受動的に見るという動作を促す運用や、長による認証をなくても流れる管理方法。
必要なのは、コンピュータによるシステムではなくて、それを認める運用なり手順なんだろう。

そこが難しいがためになかなか進まない。


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