ムネムネ


辻元清美議員。あれだけ、ムネムネを問い詰めておいて、自分にも別の疑惑が生まれるとは、皮肉なものだ。振り上げた剣が自分にも刺さってしまったのだろう。

あの承認喚問のなかでのムネムネを問い詰める技術はテレビ的に見ても、政治的に見ても、与党にとってダメージだったと思う。そのなかで、辻元議員がターゲットになったという見方があるのはわかる。

しかし、いわゆる一般的な、あるいは市民的な考えていくと、あきらかな不正であるのに、政治家の考えでは違う。どんな政治家でもやっていることだ、というように言ってしまった事で、この人も結局は悪い意味で古風な政治家なんだと思う。

この人は他の政治家に比べると、顔がというか表情がよかったと思う。テレビ映えもするし、しかし、こうなったことは、ほんとに残念というか、がっかりというか、「おまえもかっ」っていう感じ。


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