突然ですが 「スパイナル・タップ」という ビデオを
知ってますか？
８４年に イギリスで制作されたもので
スパイナル・タップという架空のバンドの活動を
ドキュメンタリー・タッチでえがいた
バンドパロディーものなんですが
当時 鈴木慶一くん,鈴木さえ子さんたちが
面白い面白いと 騒いでいたもので
特にバンド経験がある人は 吹き出してしまうような
場面があって
たとえば 楽屋からステージに行く途中で迷ってしまうシーン
（そういえば 関西のほうのライブハウスで 楽屋からステージに
行く途中に キャバレーを通って行くところがあったな〜 ）
あと ストーンヘンジという曲を作って
ステージに大きな ストーンヘンジが降りてくる予定が
注文のサイズが間違ってて 小さなやつが降りて来たりとか
どういう訳か ５人メンバーのうちの３人が マジでベースギター
を弾いてるライブとか
日本でチャートに入ったので 日本で演奏するシーンとか
そして先日 鈴木さえ子さんから 電話があり
スパイナル・タップ以来の面白い映画が 日比谷でやってるという
それが「Ｓｔｉｌｌ Ｃｒａｚｙ 」！
イギリスからやって来た バンドコメディーもの
これも やはり架空のバンド, ストレンジ・フルーツの物語で
７７年 伝説のウィズベック・フェスティバルを最後に
バンドは 決裂, 解散
それから２０年 普通のオヤジとなったメンバーたちが
ウィズベック・フェスティバル’９８をめざして再結成
はたして 彼等は 伝説のサウンドを, 失われたチャンスを
逃がしたロマンスを取り戻せるのか？
といった内容
人はあまり入ってなかったけど
これが なかなかジーンとくる映画！
それに イギリスだから ユーモアもすごい
音楽監督は クライブ・ランガー,
Ｊｅｆｆ Ｌｙｎｎｅも２曲書いてます
あと ＳｑｕｅｅｚｅのＣ.Ｄｉｆｆｏｒｄも
詞を書いてます
あと「カラー・オブ・ハート」は色がポイントになってる
映画ですが エンディングに流れる
フィオナ・アップルの歌う「Across the Universe」がいい感じ
今週は もし時間があれば デパルマの新作を見る予定
今回は 映画の話ばかりになりましたが
次回は モア・ベターよ！