『本秀康さんとのコラボ(その1)、そしてパリテキ・ライブ!』

                          投稿者:松尾清憲  投稿日:2008年 2月24日(日)12時56分9秒

今年の仕事初めは1月5日だったということを前回書きましたが、
その仕事の内容をお話ししましょう。
素晴らしいイラストレーターで漫画家でもある本秀康(もとひでやす)さんとの
コラボレーション(共同創作)です。
本さんの漫画、イラストと松尾の音楽とのドッキングとでも申しましょうか。
ただ 実際のところどんなものができるか僕らもこれからのお楽しみって感じです。

まずは、本秀康さんとの出会いから話します。
「松尾清憲の肖像ーロマンの三原色」のレコーディングは
ご存知小泉信彦くんのスタジオでかなりの部分を作りましたが、
小泉くんの本棚には本さんの作品がほとんど揃ってました。
(僕も「レコスケくん」は前から読んで知ってました)
ですからレコーディング中は
「『ワイルド・マウンテン』は本当に面白いねー」と、
本さんの本を時々見ながら作業してたんです。
丁度そんな時期に
松尾清憲&Velvet Tea Sets のライブ(たぶん2005年あたり)を
CDジャーナルの F さんが本さんを連れて見に来られたんです。
( F さんは僕のアルバムの選曲会議にも参加してくれるほどよく知ってる方)
そして話してみると、なんと本さんは前から僕のファンだったとのこと。
その証拠にというか(笑)、有名な雑誌「イラストレーション」というのがあります。

そのNo.139号(2003年1月号)が「本秀康」特集で本さんの作品はもちろん、
プロになるまでのストーリーなど盛りだくさんの内容でした。
その中のコーナー『本秀康さん所有の LP,CD の中からイラストレーションを
主に使用したジャケットで秀逸なものをセレクションしていただきました』で
自分でもジャケットの絵を描いたりしてる大好きなミュージシャン達、
ロイ・ウッド、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディランのジャケットに並んで
僕のアルバム「BRAIN PARK」が掲載されているではありませんか。(写真参照)
なんと光栄なこと。うれしいことでびっくりしました。
そのコーナーの本さんのコメントも面白くて、
『音を聴きながらついつい眺めてしまう、それがいいジャケットの条件だと僕は信じてます。
なので「こいつ、こんな絵を描くのか」と興味を引かれる
本人画のジャケットは大いにアリなんです。‥‥‥ 』

こういうことから自然な流れで
本さん、小泉くん、 F さん、松尾 の
4人での食事会をしたのがそもそものはじまりです。
話はまだ続きますので次回(その2)をお楽しみに。(笑)

そして
お待たせしました!
松尾清憲&パリテキサスのライブが決定しました。
4月12日(土)代官山・「晴れたら空に豆まいて」
ぜひ みなさん見に来てくださいね。ゲストもありますよ。

それでは

      松尾清憲


illustration画像

     



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松尾先生、カキコミありがとうございました〜っ(はあと)!! From JUNまま