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情報
オネアミスの翼(1987年 日本)
監督:山賀博之
脚本:山賀博之
音楽:坂本龍一
声優:森本レオ 、弥生みつき 、村田彩 、曽我部和恭 、平野正人

あらすじ
「新世紀エヴァンゲリオン」のGAINAXのメジャーデビュー作。地球によく似た惑星、湖のほとりにある王国・オネアミスに戦わない軍隊「王立宇宙軍」があった。その中に、少年の頃から空軍パイロットになりたかったが成績が悪いため宇宙軍でやる気のない生活を送っているシロツグもいた。ある日、街で神の教えを説く少女リイクニとの出会い、いきなり人類初の有人ロケットのパイロットに志願する。
コメント
小学校低学年の時に兄が借りてきたビデオで観て以来やられっぱなしのアニメ。某バンド滅蟹頭無で作り、現在はアシモフが唯一受け継いでいる曲「スカンジナビア」のイメージはだいぶこの映画に影響を受けている。
まず主人公の声が森本レオなのがサイコー。最初ナレーションから始まるんだけど、その声聞いただけでもうイカレちゃいますね。私の森本レオ好きはこの映画から始まったのかもしれないな。
そしてこの映画の世界観はちょっと違うけど前に書いた「イェンタウン」に通ずるところがあって、未来なようでいてちょっと古い感じ、そして何処の国なのかわからないが雑然とした空気。そんなノスタルジックな未来観がなんともいえん。うむ。なんともいえん。
また、忘れちゃいけないのが音楽の坂本龍一の存在。さすがキョージュって感じです。兄貴がサントラ買っちゃったんですが、それのライナーノーツによりますと、どうやらキョージュがちょっとヒクくらいGAINAXの人たちの意気込みが凄かったらしく、いきなり大量のオネアミス国の模型を見せられて「こんな感じで」とか言われたらしい。そして12時間ぶっ続けで打ち合わせさせられたらしい。そして生まれたのがこの世界観に絶妙なミスマッチ感覚で鳴らされるエスニック・テクノ。小学生の私はなにがなんだかわからないうちにだいぶヤラレマシタ。
最後のロケット打ち上げシーンはアニメ史上屈指の名場面だそうで誰もが一回は見る価値あり。
名言
「ちょーお巨大なハーリボテー」シロツグ
「歴史は破産するまで終わらないゲームなのだ。たぶん間抜けなサルが始めたに違いない。」将軍
「立派だよ!皆歴史の教科書に載るくらい立派だよ!!」シロツグ
「発射台条件付きでよし!」マティ
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