Random Diary 2020
*2020.12.5(12.6 追記)
お買い物報告書@仙台 E-Beans 第3弾

Atlanta Rhythm Section - Third Annual Pipe Dream(Polydor, 1974)
アメリカのサザンロック・バンド3作目。彼らのアルバムはほとんど集めた。
MR (Monarch Pressing), 片面のみ "STERLING RL" 刻印入りオリジナル米盤LP。

Joe Farrell - Outback(CTI, 1972)
初期 Return To Forever のサックス/フルート奏者。これはRTF結成直前の71年録音。
1972年度のスイングジャーナル最優秀録音賞を受賞。
Chick Corea (el-p), Buster Williams (b), Elvin Jones (ds), Airto Moreira (perc)
"VAN GELDER" 刻印入りオリジナル米盤LP(見開きジャケ)

Gato Barbieri - Chapter Two: Hasta Siempre(Impulse!/MCA, 1974)
泣きまくる南米のテナー奏者。LA、リオ、ブエノスアイレスで73年録音。
ガトーのチャプター・シリーズはすべて4chクアドラ盤になってるようだ。
残念ながら見開きジャケではなく、MCAレインボー・レーベルの再発米盤LP。

増尾好秋- サンシャイン・アヴェニュー(Electric Bird/キング, 1979)
爽やかフュージョン・ギタリスト。日本人好みのメロディアスな良い曲が多い。
グッド・モーニング」とか「ソング・イズ・ユー・アンド・ミー」とか
幼少の頃は、こういうのが最高にかっこいい音楽だと思っていた。(今でもか...)
帯付き日本盤LP(ただしポスターは付かず)

*2020.11.12(11.14 追記)
お買い物報告書@仙台 E-Beans 第2弾

V.A. - The 1969 Warner / Reprise Songbook(Warner, 1969?)
ワーナー/リプリーズ系のサンプラーLP2枚組米盤(バーバンク・パームツリー・レーベル)
ヴァン・ダイク・パークスのダットサンCMソング(約1分)1曲のために購入。
はるか昔(30年以上前?)見かけたときはバカ高かったように記憶しているが、1,500円程度でゲット。
こんなサンプラーでも意外に何度か再発されているようで、それほどレアではないのかも。

Jefferson Airplane - After Bathing At Baxter's(RCA, 1967)
ニッパー・レーベルのオリジナル米盤LP(インナースリーヴとステッカー付き)
「サージェント・ペパー」に影響されたか組曲仕立ての混沌とした作り。

McCoy Tyner - Looking Out(CBSソニー, 1982)
帯なし日本盤LP。サンタナまで引っ張ってきてフュージョンに走った駄盤か?
いやいや、曲によってヴォーカルも入るが、軟弱ではなくハードで聴きごたえがある。
スタンリー・クラーク:ベース、バディ・ウィリアムス:ドラムス、ゲイリー・バーツ:サックス。

Bob James - Lucky Seven(CBSソニー, 1979)
帯なし日本盤LP。中学生の頃に好きだった、ぼくの音楽嗜好の原点。

*2020.10.6(10.8 追記)
お買い物報告書@仙台 E-Beans

Domenic Troiano - Tricky(Mercury, 1973)
知る人ぞ知るカナダ出身のメチャ上手いギタリスト(ex-James Gang, ex-Guess Who)のソロ2作目。米盤LP
基本はソウル風味のロックだがAORというほどオシャレではない。
楽器演奏の比重が高く、切れ目なく続くB面の組曲はほとんどブルースジャム。
彼の他のアルバムではプログレやフュージョンに近い場面も見られる。
これが本日最大の収穫。実は数年前から密かに探していたのだ。
パラダイス・レコードには置いてあるのだが五千円以上するため手を出せないでいた。
それ以外では一度も目にすることがなかったレア盤を思いがけず二千円以下で発見!
にわかに信じられなくてゲットできた実感が湧かないほどであった。

Pal Thowsen, Jon Christensen, Terje Rypdal, Arild Andersen - No Time For Time(Swedisc/ユピテル, 1977)
北欧のジャズ界でおなじみの3人に無名の?ドラマーが加わったカルテット。
ノルウェーのスタジオで76年録音。帯なし日本盤LP
70年代のリプダルは把握してるつもりだったが、こんなのがあるとは知らなかった。
レーベルがECMではないし、このジャケでは目に止まらないのも無理はない。
一曲目(タイトル曲)は明快な(カッコイイ)ジャズロック! しかし他はほとんどフリーインプロ(笑)
ドラム・デュオがメインのようで、リプダルの出番は少ない。
どんな背景があって作られたアルバムなのか? 日本語解説を読んでも全くわからない。

Don Ellis - Connection(Columbia, 1972)
変拍子ジャズロック・ビッグバンドによるヒット曲カヴァー集。米盤LP
選曲が面白い。クルセイダーズ、ギルバート・オサリバン、キャロル・キング、カーペンターズの他に、
意外なところでプロコル・ハルム "Conquistador"、イエス "Roundabout"!なんかを派手なアレンジでぶちかます。

Greg Phillinganes - Pulse(Planet, 1984)
名セッション・キーボーディストのソロ2作目。米盤LP
マイケル・ジャクソンが改変アレンジした YMO "Behind The Mask" のカヴァーが目玉。
ドナルド・フェイゲンの提供曲もありAOR風味は少々あるが、おおむね80年代デジタル・サウンド。
ジャケットの肩掛けキーボードも時代を感じさせる(笑)

この会場でのレコフェスは半年ぶり。コロナの影響でこの手の開催が見送られてきたせいか、
初日の今日は待ちわびたレコードファンがどっと押し寄せたって感じの賑わいぶり。
12月までの長丁場で入れ替えも二度あるから、また行こうと思う。やっぱりレコードを見て回るだけでも楽しいもの。


*2020.8.29
究極の「宮殿」ボックス登場(大爆笑)

ライヴも含めて現存する全音源まとめてドン!
The Complete 1969 Recordings (20CD/4Blu-Ray/1DVD/1DVD-A)
「宮殿」50周年盤 ってのが昨年出たばっかりなのに…

むしろ↓こっちの方が気になる。一冊まるごと「暗黒の世界」研究だと。
Musical Guide to Starless and Bible Black by King Crimson

そういえば、2019 Tour Box で予告されていた「Live in Rome 2018」はどうなってる? 出るのか出ないのか?

*2020.8.1
King Crimson Tour Box 2020

今年のツアーは来年に延期となったが、毎年恒例のこれはリリースされる。
今回の(個人的な)目玉は、
日本先行で出た『ライヴ・イン・ウィーン』には未収録だった
Fracture (Live 2016, Taken from Live in Vienna)
こうなることを予測して海外盤を買わずに我慢していたのだ。
他にも、最新ライヴ("The Sheltering Sky", "Exiles" !)や
Frame By Frame (Jakszyk/Harrison Pre-2019 Tour Demo)
North Star, Disengage (Exposure Rehearsals)
など興味深い音源が含まれる。

今年3月に亡くなったリーフリンへの追悼として…
The Letters (Bill Rieflin isolated)
彼が時折バンドを抜けたりしていたのは病気のためだったのだ。
2018年12月、仙台でのライヴ終了後、
観客が写真撮影に忙しくて拍手がまばらになった時に
彼が手を叩いていた姿を覚えている。
あの時は彼の優しい人柄を感じたものだ。

Burning Shed から購入可能

10月には Jakko 久々のソロ・アルバムがリリースされる予定
SECRETS & LIES

*2020.6.16
キース・ティペット死去

1999年仙台でのソロ・ライヴは素晴らしい名演だった… Live Report 1999

<未聴の方へオススメのアルバム>
You Are Here… I Am There (オーソドックスな聴きやすさでは一番)
Dedicated to You But You Weren't Listening (ロバート・ワイアット参加)
Septober Energy (大編成ジャズロック大作)
Ovary Lodge (フリー・インプロ)、Mujician (ピアノ・ソロ)も聴いてほしいが、現在入手困難か…

*2020.4.18
Caravan: 30 Disc Career Spanning Box Set

29CDs + DVD + Signed Photo + Coffee Table Book, etc.
Due November 2020

ここには情報あるもののリリース元では見つからず
昨年9枚組ボックスが出ているが、これはすべてリリース済みのディスクをまとめただけ

The Decca/Deram Years (Universal)

*2020.3.13
お買い物報告書@仙台 E-Beans ほか1店

The Byrds - Dr. Byrds & Mr. Hyde(Columbia, 1969)
オリジナル米盤LP。"360 SOUND" レーベル。なかなかの美品。

Eddie Henderson - Realization(Capricorn/ワーナー, 1973)
初リーダー作だがメンバーは実質ハービー・ハンコックのムワンディシ・バンド。
帯なし日本盤LP。解説は岩波洋三。

Exile One - Fism(Barclay/キング, 1977)
邦題:アフロ・カリビアンの疾風(アフリカ音楽のルーツを訪ねて<6>)
コンパのタブー・コンボとズークのカッサヴの間を繋ぐような存在か?
2枚のアルバムから編集した日本盤LP。監修と解説は中村とうよう。

Gregorio Paniagua - La Folia(Harmonia Mundi France/ビクター, 1982)
邦題:古楽狂想「ラ・フォリア」(グレゴリオ・パニアグワ指揮アトリウム・ムジケー古楽合奏団)
古代ギリシャの音楽」などの超優秀録音でオーディオ愛好家の間では有名なユニーク音楽集団。
帯なし日本盤LP。解説は濱田滋郎。

Witches' Brew(RCA/Classic Records, 1994)
1957年ロンドン録音のRCAリヴィング・ステレオ。タイトルは「Bitches Brew」の元ネタ?
"BG" 刻印入り(名匠バーニー・グランドマンによるカッティング)復刻盤LP。
嶋護「クラシック名録音 106 究極ガイド」で目を付けてたもの。

嶋護氏といえば、待望の新刊が出た。
ジャズの秘境:今まで誰も言わなかったジャズCDの聴き方がわかる本
録音に関するウンチク・裏話的な読み物としても面白いが、お目当てはCDのマスタリングの違いへの言及。これに影響されてビル・エヴァンス&ジム・ホール「アンダーカレント」の日本盤初回CDを入手した(非常に安かった)が、うちの貧弱なシステムでは「揺れ動く低音」を体感するのは難しかった...

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