Jaco Pastorius

 私にとっては神のごとき存在です。邪神ではありますが。彼の性格故に、決して恵まれた人生を送ったわけではないですが、我々には大きな遺産を残してくれました。可能な限り、彼の参加した全てのアルバムについて触れたいと思っています。編集物は加えないことにしておきます。まだ製作途中であることをお断りしておきます

簡単目次Album,Video,Bootleg

[Remaster]
Imported vs JP:Same Data
Jaco Pastorius (97:JP DSD,2K:US 24bit RM wt.Bonus,JP:SACD)
Invitation (01:US Digi Pack) Twins (2K:JP HDCD)
Word of Mouth (02:US Digi Pack)
Birthday Concert (02?:UK Digi Pack)

 彼の1st Soloは2度ほどRMされていて、SACDも発売されています。2KRMの音は本当にすばらしいです。買いなおしても決して損はしません。Twinsはマスターが76cm/sと音が良いのでその効果も大きいのではないかと思います。Invitationも元々音は良かったです。Word of Mouthは良くなっていますが、それほどすごいとは感じませんでした。Birthday ConcertはUKのWeb Shopにありました。RMではなさそうです。そういった記述はありませんでした。音も元が良いので差別化は難しいです。

[Album]

0.Portrait of Jaco (7/03) US CD
 デビュー前の彼の貴重な録音が収められたBOX set(2CD)です。特定のLabelからの直販のみで、かなり高価($42)です。解説付きの輸入盤を買いました。インタビューが主で肝心の初期の音源もインタビューがかぶせられたりして音楽そのものはなかなか楽しめません。英語に自信が無ければ日本語解説は必須です。デビュー以降の音源はOfficialものが中心なので貴重ではありません。これなら1CDにしてインタビューのみのTrackはライナーに記述するだけでも十分でしょう。価格が非常に高い事も合わせてOfficial盤とは言いながらBootよりも内容は薄いです。よほどのファンでなければ買う必要はありません。

[Jacket Photo]+.Goergie Leonard/One Man Band (1971) US LP
US LP:AS-1006 Matrix:106462 1/106463 2 (Srial No.485/500)
 このタイトルはGoergie Leonardがほとんど一人で楽器を演奏しているからつけられたのだと思います。JacoはBonus Track扱いのSingleの曲"Ernie The Nark"に参加していると明記されています。この時Jacoは20歳(広告には18歳とありますが)。非常に貴重な録音になります。この復刻版は500枚限定でシリアルNo.付きのものです。LP+EP(Jaco参加)の装丁です。(by American Sound Record)ジャケットはいかにもBootで、レコードもバリが残っているという粗悪なものです。Singleは青色のColor Recordですが、どちらがA面かもわかりません。歌詞を頼りに"Ernie The Nark"を見つけて聴きましたが、いかにもJacoという演奏ではありません。私は疑っています。ついでに500枚限定というのも...。私が買ってからかなりの間これは売られていましたから。Jacoが18歳だと1969年の録音ということになりますが。

1.Little Beaver/Party Down (1974) US CD
 公式録音としては、一番古いといわれています。1曲だけの参加で、Nelson (Jocko) Padronという名前でクレジットされているだけだそうです。CDは発売されているようで、CDNOWの検索で出てきたので注文しました。
 届いたCDは日本盤やCDNOWに表示されたジャケットとは異なります。また、録音情報など詳しいことは全く書かれていません。音楽はR&Bでタイトル曲はかなりヒットしたようです。Jacoは1曲だけの参加ですが、聴けばすぐに判ります。まだ彼独特の躍動感は出ていません。

2.Pastorius, Metheny, Ditmas, Bley/Jaco (1974) US LP
 昔々に偶然に見つけて買いました。当時は日本盤は存在しませんでした。ジャケットのシルエットは明らかにJacoですね。Methneyのギターもまだ完成されていません。コンテンポラリー系のJazzです。何度も聴こうとは思いませんでした。CD化されてしまったので、貴重感がなくなってしまいました。

[Jacket Photo]3.Ira Sullivan (1975) US LP
US LP:SP-706 Matrix:T2 A+M 711(RE-1)-T2/T2 A+M 711(RE-1)-T2
 昔のディスコグラフィではこれが一番古い作品として紹介されていました。1曲だけAcoustic Bassで参加しています。LPのみの発売のようです。日本盤も発売されていたのですが、入手できませんでした。ジャケットは少し変形で、レコードは内側から取り出すようになっています。ジャケット内側には、Soloの部分の楽譜など録音データが掲載されています。Ira Sullivanという人はユニークな音楽を演奏する人ですね。アルバムを通して、Bassが入っているのはJacoの参加している曲だけです。他は録音はしたけどLPには入れていないと注釈のある曲もありました。Jacoはアコベでいきなり登場します。その後はお馴染みのGrooveするフレーズも弾きますが、やや弾き難そうにしている印象もあります。

4.Pat Metheny/Bright Size Life (1975) JP LP&CDR,DL:DSD
JP LP:PAP-9043 Matrix:PAP-9043A 111/PAP-9043B 111
 ECMに残っている唯一のJacoが聴ける作品です。ギタートリオの編成でMethenyらしさは十分ですし、JacoもJacoらしさは十分です。BGM感覚でリラックスして聴ける作品です。

5.Jaco Pastorius (1976 ジャコパストリアスの世界) US LP & PDLS CD,SACD
US LP:PE33949 Matrix:PAL-33949-1H/PBL-33949-1C
 彼の1stソロとなります。彼自身は、プロデューサに対して不満を述べていますが良い出来だと思います。Jacoの魅力は十分に引き出されていますし、凄さも伝わってきます。PDLSのRemasterが存在します。SACD盤が発売されています。
 ('98/6/24)PDLS盤を買いました。CDでこのアルバムを聴くのは初めてですがやはり聞き慣れた感じとは少し違いました。CDではかなり音が丸くなります。楽器の分離度などは申し分ありません。
 その後、US企画でRemaster+Bonus Trackの盤が発売されました。上のPDLS盤よりも改善されている印象です。これから買われる方はこの盤をお勧めします。

6.Al Di Meola/Land of the Midnight Sun (1976) US LP
US LP: PC34074 Matrix: PAL-34074-1G/PBL-34074-1E
 1曲のみの参加です。特にJacoである必要はない作品です。

7.Ian Hunter/All-American Alien Boy (1976 流浪者-ながれもの-) JP CD
Letter To Britannia From The Union Jack/All American Alien Boy/Irene Wilde/Restless Youth/Rape/You Nearly Did Me In/Apathy '83/God [Take 1] Bonus(30th Aniv.only):To Rule Britannia From Union Jack [Session Outtake]/All American Alien Boy [Early Single Version]/Irene Wilde [Session Outtake]/Weary Anger [Session Outtake]/Apathy [Session Outtake](God) Advise To A Friend [Session Outtake]
 ほとんどの曲に参加しています。彼らしいソロも聴けます。Jacoの参加という理由で買ったのですが、Ian Hunterはなかなか良いですね。Rockファンにもお勧めです。CD化されているのは日本だけだそうです。彼のAnthology作品にもこのAlbumから何曲か収録されています。更に4/06には30th記念盤がBonus満載で再発されます。こちらのJacoのPlayも楽しみです。

8.Joni Mitchell/Hejira (1976 逃避行) JP LP& HDCD
JP LP:P-10270Y Matrix:P-10270Y1 2-A-1/P-10270Y2 2-A-8 (JP 1ST Issue)
 Joniの音楽性が大きく変わりました。Joniの作品としては最も評価の高い作品のひとつです。Jacoの参加は半分位。

9.Weather Report/Black Market (1976) US CD
 WRのサウンドもJacoの参加で大きく変わりました。1曲目(Al)と2曲目(Jaco)とを比べてみれば明らかです。たった2曲だけの参加ですが、その存在感は強烈です。JPではSACD盤も発売されています。

[Jacket Photo]10.Albert Mangelsdorff/Trilogue-Live! (1976 トライローグ) JP
JP LP:ULS-1728-P Matrix:25 56A N2 2 1/25 56B N2 1 1
 WRの仕事が忙しい中、駆けつけてのライブです。フリーな感覚で演奏されています。当時は貴重盤で、見つけて喜んだものです。(LPはすぐに廃盤)CD化されてしまったので、価値が下がった?(1976/11/6 録音)
 CDの音質は良好な方だと思います。Albert Mangelsdorffはトロンボーンで和音が出せる独特な人とのこと。確かに出していらっしゃいますが、音に濁りがあるのが気になります。ライナーには、この一回限りのコンサートをアレンジした人の苦労話が掲載されています。Jacoは4日前に現地に到着し、すぐに始めたリハですぐにこのトリオにとけ込んだとか。
8/3/11 追記:この時の映像もあるようです。DVDがあったので注文しました。Bootかもしれません。届いたら詳細をお知らせいたします。

11.Airto/I'm Fine, How Are You (1977 ブラジルからのご挨拶) US CD
JP LP:P-10454W Matrix:P-10454W1 1-A-1/P-10454W2 1-A-2
 1曲だけの参加ですが、これの出来も良いです。作品全体も優秀でお気に入りです。Perの音は、装置のチェックにも使えます。持っているのはAirtoのサイン入りのLPです。
 WarnerからDigi-Pack仕様のRemasterが発売されました。多分、初CD化ではないかと思います。音質も良好です。

12.Joni Mitchell/Don Juan's Reckless Daughter (1977 ドンファンのじゃじゃ馬娘) US LP&CD
 2LPが1CDになりました。ここでもJacoは強烈なプレーを展開しています。

13.Weather Report/Heavy Weather (1977) US CD, JP SBM Gold CD
US LP:PC34418 Matrix:PAL-34418-1B/PBL-34418-1A
 WR最大のヒット作。Jacoがフル参加した最初のアルバムですが、Co-Producerとクレジットされています。'Remark You Made'の最後にJacoのハンマリングから右手で弦を押さえて音を止めるところまで収録されているのですが、Remaster以降のものはここがカットされています。SACD盤が発売されています。

[Jacket Photo]14.Cockrell & Santos/New Beginnings (1978)
JP LP: AMP-7059 Matrix: AMP-7059A 111/AMP-7059B 111
US LP: SP-4712 Matrix: SP-4712-5161-M1 Δ23490(5) KENDUN-A JG/SP-4712-5162-M1 Δ23490-X(2) KENDUN-A JG (Promo Edition)

 この二人はおしどり夫婦なんでしょうか?全体の印象はUSの歌謡曲といったものでしょうか。Jacoはリズムギターで参加(Cockrell氏はBassを弾きながら歌うらしい)ですから。Jacoはやや左から聴こえてくるギターではないかと思うのですが、平凡なのでよく判りません。一度、日本でCDが発売されたことはあるようです。(A&M PCCY 10071)

[Jacket Photo]15.Flora Purim/Everyday Everynight (1978)
US LP:BSK-3168 Matrix:BSK-1-3168-LW2 KENDUN-B JG/BSK-2-3168-LW1 KENDUN-A JG
 Airtoの奥さんの作品です。RTFにも参加していました。4曲の参加です。アルバムの印象は、Samba系のFusionといえば判りやすいでしょうか。参加ミュージシャンは大物が軒並みです。わりと決められたフレーズを弾いているように感じます。あまり目立つというほどでもなく、脇役としての役割を果たしているという感じです。1曲はFloraとユニゾンを弾く曲があります。

16.Herbie Hancock/Sunlight (1978) US LP
 1曲だけの参加です。Jacoである必要は感じられません。

17.Tom Scott - Intimate Strangers (1978)
JP LP:25AP-1173 Matrix:25AP-1173A1 1A1/25AP-1173B1 1A2
 やっと見つけました。これも参加は1曲のみです。Tom Scottの意欲作の様で、Side Aは組曲としてタイトル曲が1曲だけで、その中の1曲でJacoのSoloが聴けます。これは一聴の価値ありです。見事なSoloが聴けます。所謂Fusion Soundですが、Side Aだけなら十分聴けます。バックはStuff&TOTO系のミュージシャンで固められています。

[Jacket Photo]++.Michel Polnareff/coucou,me revoilou (1978 美しきロマンの復活) JP LP
JP LP:25-3P-33 Matrix:25-3P-33A1 1B1/25-3P-33B2 1A7
 この頃はPolnareffに対する興味は失っていたので、アルバムは聴いていませんが、Jacoが参加しているといわれるUne Simple Melode(スペルに自信無し):愛のシンフォニー は聞き覚えのある曲でした。Jacoと言われているBassですが、音色は異なります。JacoはRear側のPick Upをメインで使いますが、この録音ではfront側が中心の音になっています。Jacoらしくないありきたりの音色です。最後のハーモニックスが唯一Jacoらしいところでした。ProduceがMichel ColombierなのでJaco参加と言うのも信憑性が増しますが、それでも少し疑っています。フランスで発売されたPolnareff本に参加ミュージシャンが書いてあるそうなのでそれはほしい気はしています。(フランス語は読めないけど)録音は、カラオケはUKで、VocalとMix-Down移行の作業はUSで行われたと日本語のライナーにあります。ただ、Jaco参加の曲だけは先行シングルで先に発売されているので、同じ条件で録音されたかどうかは不明です。Jacoが参加しているとすれば、USでちょこっとやったのでしょうね。

18.Weather Report/Mr. Gone (1978) JP CD
US LP:PC35358 Matrix:PAL-35358-1G/PBL-35358-1K
JP LP:25AP1060 Matrix:25AP-1060A1 1A/25AP-1060B1 1A3 (Master Sound)

 最初は駄作と決めつけていたのですが、最近やっと判るようになってきました。Jacoはドラムも叩いています。WR独特の曲作りで完成したアルバムです。シングルカットされた曲もあります。

19.Havana Jam 1&2 (1979) PDLS CD
 日本盤はLPでは発売されず、日本のみでCD化(PDLS)されたアルバムです。1では、WRとして'Black Market'を、Trio of Doom(マクラフリンとトニーウィリアムスとの即興トリオ)で、'Dark Prince'を、2では、WRで'Teen Town'をTrio of Doomで'Para Oriente'と'Continuum'を演奏しています。'Black Market'は8:30のテイクと同じかと思います。傲慢なJacoの性格が災いして、TonyはJacoに殴りかからんばかりに怒ったとか。'Continuum'のドラムはその影響かやけくその演奏で笑えます。しかし、Jacoの演奏は素晴らしい。'Teen Town'は未消化な印象が拭えません。

+.Trio of Doom (6/26/07)
Jaco Pastorius(b),John McLaughlin(g),Tony Williams(Dr,Per)
Drum Improvisation(Live)/Dark Prince(Live)/Continuum(Live)/Para Oriente Live)/Are You The One, Are You The One?(Live)/Dark Prince(Studio)/Continuum(Studio)/Para Oriente(Alt.Studio Take I)/Para Oriente(Alt. Studio Take II)/Para Oriente(Studio)
 上記のLiveとその一週間後にStudioで録音された音源とで構成されています。久々の未発表音源を含む新作なので楽しみにしています。音質は特に問題ありません。思ったよりも収録時間が短いという印象がありますが、残っている音源は全て収録されているでしょうから、仕方ありません。即興性が高いので、やや難解な印象もありますが、貴重な記録である事は間違いありません。

20.Joni Mitchell/Mingus (1979) US CD
 Jacoは演奏だけでなく、アレンジでも参加しています。Word of Mouth Big-Bandの原点とも言えるアレンジが聴けます。

[Jacket Photo]21.Manolo Badrena/Manolo (1979)
US LP:SP-4783 Matrix:T1 A+M SP4783A-T2/T1 A+M SP4783B-T4
 バドレナは、WRのPerだった人です。LPのみです。冒頭の1曲のみの参加ですが、打楽器の強烈なリズムに圧倒されます。音質もなかなか優秀です。

[Jacket Photo]22.Michel Colombier (1979) US LP
US LP: CHR-1212 Matrix: CHR-1212-AS 1D/CHR-1212-BS 1C
 5.のJacoが不満だったProducerはこの人です。そのわりには沢山の曲に参加しています。LPのみのようです。元Blood Sweat & Tearsの人ですが、ここでは豪華メンバーでのFusion系の音楽をやっています。今聴くと目新しさは感じません。JacoのPlayはあまり生き生きしているようには感じられません。これは他のゲスト参加のアルバムでも感じることはあります。どうも、注文が多いのか楽譜で指定されているのかという気もします。フランス製のCDが発売となり、CDでも聴けるようになりました。

23.Weather Report/8:30 (1979) JP LP& PDLS CD,US Remaster CD
JP LP:40AP1640 Matrix:40AP-1640A1 1A12/40AP-1640B1 1A15/40AP-1641A1 1A16/40AP-1641B1 1E1
 ライブアルバムとしても非常に評価の高い作品です。私も何度聴いたか判りません。19.やこの頃のBootlegを聴くと、ここに収められている録音は特に完成度の高いものが収められていることが判ります。SJ誌金賞は当然でしょう。USでは、1曲カットして1CDに収めていました。日本では2CDです。

24.Joni Mitchell/Shadows and Light (1980) JP CD,US 1CD&HDCD(2CD),DL:96KHz/24bit
US LP:BB-704 Matrix:BB-704A-1AR B-15191/BB-704B-1AR B-15192/BB-704C-1AR B-15193/BB-704D1-(RE)-AR B-15256-RF (Emboss Jacket)
 これも全盛期のJacoが聴ける完成度の高いライブアルバムです。Breckerも凄いですが、それ以上にJacoは凄い。Methenyはついていけないところが多々あるようです。Jacoファン必帯。初版US盤の音質は非常に良好です。
('98/7/26)このときのツアーの音源を入手しました。'79/8/3 in Oklahoma'79/8/25 at Forest Hills(NYC)です。前者ではJacoのソロが聴けます。かなり長めのソロで、エキサイティングです。後者はソロは(テープでは)カットされているのか収録されていませんでした。ただ、曲によってはこちらのTakeがS&Lに収録されているような気もします。(DreamlandとGod Must Be-)どちらも演奏曲目は似通っていますが、曲によってはかなり違った演奏を行っているものもあります。音質はかなり悪いですが、全盛期のJacoが聴ける貴重な音源です。あと'79/9/12 Greek TheatreでのLiveも入手しました。JacoのSoloも入っていました。Broadway Bluesのところで間違えてしまうと大喝采を受けます。おかげでその後は盛り上がります。このときの音源はこの他にもまだかなりある様です。

25.Herbie Hancock/Mr.Hands (1980) US LP
 これも1曲だけの参加。この作品も色々なコンボで演奏されています。Jacoの参加している曲はR&Bぽい曲で、マッチしているとは言えるでしょう。

26.Weather Report/Night Passage (1980) US CD
JP LP:30AP1956 Matrix:30AP-1956A1 1A5/30AP-1956B1 1A3 (Master Sound)
 これも評価の高い作品です。前回の日本公演のライブも収録されています。この後のライブは、メンバー間のコミュニケーションが足りなかったりと今思えば、バンドの状態は良くなかったようです。内容は非常に良好でお気に入りです。

27.Jaco Pastorius/Word of Mouth (1981) US LP Digi Pack CD,JP CD
US LP:BSK3535 Matrix:BSK-1-3535-1 Δ678 B-15798-S/BSK-2-3535-1 Δ678-y B-15799-S (1st Press)
 Jacoの2ndソロとなります。本人は大満足、日本ではSJ誌金賞を受賞しましたがUSでは全く売れなかったそうです。かなり野心的な作品で、日本のリスナーが進んでいたと理解すべきなのか、Jacoは日本で人気があった(実際にUS以上の人気)と理解すべきなのか難しいところです。このアルバムはワーナーからの発売(WRはColmbia)です。彼の人気に乗じてかなり強引に引き抜いたようです。予算もかなりかけたようですが、USでの売上は会社の予想をはるかに下回ったもので、この目論見は成功しませんでした。

28.Weather Report/Weather Report (1981) JP CD
JP LP:30AP2291 Matrix:30AP-2291A2 1A6/30AP-2291B2 1A6 (Master Sound)
 1stと同じタイトルであるため、('81)と添えて区別しています。Jacoらがこれを最後にWRを脱退します。Jacoは非常に控えめなプレーに終始します。トータルアルバムとしては良い出来だと思います。CDにはエンファシスがかかっていました。Digital録音なのに不思議な感じもしますが。

29.Jaco Pastorius/Holiday for Pans (1982) JP CD
 Jacoが重役室で暴れたりしたため、出入り禁止になり、長い間幻の3rdといわれていたアルバムです。どういう訳か、日本のマイナーレーベルのみのリリース(世界中で)です。Word of Mouth Big-Bandのレパートリーを彷彿とさせますし、ますます、中南米に傾倒していっている印象です。音質も良好です。このような形でしかリリースされなかったことは残念です。
 日本でのみ発売されたSound Hills版はどうも正規のJacoの手によるものでは必ずしも無い様で、Tape Tradeでは、'Jaco Mix'と称する25分ほどの音源が存在します。そして、1999年4月にこれのComplete版が発売されました。詳細は入手したらお知らせいたします。3CDのBOXですが、収録曲の記載が外側にはありません。
 「ジャコパストリアスの肖像」によりますと、このテープをワーナーに持ち込んだが、会社の予想に反するもの(要は売れそうに無い)で、発売は却下されました。マスターテープはJacoの手に残り、その後、Jacoが入院している時にJaco自身がMix-Downを行いました。この時は4曲だけがMixされ、'Jaco Mix'と称するテープに収められているものと同じです。このテープは、この時手伝った人物が保管していましたが、Jacoの死後これは金になると考え、高額でレコード会社に売りつけようとしたようです。結局日本の零細会社であるSound Hillsが買ったのか1993年に日本でのみ発売されました。当時私はこのアルバムを買おうとしましたが、Sound Hillsが大手ではなかったため買えないということがありました。そのことはちょっと変だなと思いました。そしてこの本によりますと、詳細の経路は不明ですが、Jacoの遺族の同意は得られていないものであることは間違いなく、印税も遺族には入っていないと考えられます。最も驚くべきことは、この作品ではJacoはBassを弾いておらず、売りつけた人物が誰かにBass弾かせたとあることです。このことは非常に気になりましたので、改めて聴き返してみました。しかし、どう聴いてもJacoのBassであることは間違いないでしょう。音色やフレーズを似せることはできてもGrooveというかノリや創造性(模倣ではないこと)は真似はできません。また、そのBass Partが無いと音楽として完成していないとも思います。疑って聴くと1曲目のBassだけは必然性等疑問の余地があるかもしれません。Completeではどのような出来になっているのか不明ですが、JacoはBassを弾いているのは間違いないと考えています。(このアルバムを普通に聴いていて、このピアノはHancockだとかこのSaxはWayneだとかいうことは自然に判ります。その範疇であればこのBassはJacoだと自然に判断できます。) Jaco Mixが存在すること、Mix Downの作業が発売前に新たに行われていることから考えて、ここでいうMaster TapeはMix前のMulti Trackであることは間違いないでしょう。同じ人物が所有しているはずの'Jaco Mix'は公式にはReleaseされていませんが、Tape Tradeでは入手が可能である(音質は良いらしい)ので、この人物は、売り込みのためにコピーをどこかに持ち込んだのかもしれませんね。しかし、自己本位の金儲けに走ったこの人物は許せませんね。Jacoはこの人物に何度もこのTapeのことで確認を行っていたようで、彼が亡くなったら、遺族に返却するのがきわめて自然なことだと思います。

30.Conrad Silvert (producer)/Jazz At The Opera House (1982) JP CD
 オムニバスアルバムで、Jacoは1曲だけ参加しています。Conrad SilvertはJazz評論家で、彼の病気の治療費のためにと大物が続々と集まりました。この時Jacoは手術の後(イタリアのホテルで飛び降りをして骨折)2週間で無理をして参加したそうです。アルバム未収録で'Twins'と'Funny Mae'も演奏したそうです。Remaster盤も発売されています。

31.Bob Mintzer/Source (1982) Cas & CDR
 彼は、Word of Mouth Big-Bandでバンマスの位置にいたと思います。当時は新進気鋭だったわけですが、このアルバムは面白くありません。Jacoは2曲だけ参加していますが、いてもいなくても良い演奏しかしていません。名前ほしさのクレジットでしょうか。Jacoファンは聴かない方が良いでしょう。

32.Jaco Pastorius/The Birthday Concert (1981) US CD,Ger CD
 彼の死後発売されたCDで、Peter ErskineがProduceを務めています。このコンサートは、当時の雑誌でも話題になりました。Word of Mouth Big-Bandの誕生でもありました。時間の関係で何曲かカットされていますが、Jacoの演奏はご機嫌です。曲が終わる毎に'Good Evening'を繰り返しているのは不思議ではありますが。音質も良好です。WarnerからDigi-Pack仕様のCDも発売されています。EUのみの発売かもしれません。RMを期待しましたが、そうではなさそうです。特にRMの記述はありません。(C)も'95のままです。

33.Jaco Pastorius/Twins I & II (1982) JP CD,CD-R
JP LP:(I) P-11317 Matrix:P-11317-1 1-A-6 3/P-11317-2 2-A-4 3 (1st Press)
JP LP:(II) P-11318 Matrix:P-11318-1 1-A-6 3/P-11318-2 2-A-2 3

 Aurex Jazz Fes.でのライブ録音です。IとIIとはバラで発売されました。同じ内容で'99に2CDでCD化されてしまいました。Jacketだけ変わっています。どうせだったら、この時のツアーのComplete Boxを出してほしいですね。ライナーには、76cm/Secハイクオリティマスターテープを使用と書いてあります。その通り、音質も優秀です。LPは入手困難です。

Another Jacket34.Jaco Pastorius/Invitation (1982) US CD & '01 Remaster
 33.から1LPに編集されたUSでの企画盤です。音源は33.と全く同じです。番傘をさしているJacoの油絵のジャケットですが、後に同一音源をUS Recordingと偽って出されたCD(赤いジャケット)が存在します。後者の方も所有していますが、音質は良好です。
 '01年にDigi Pack仕様のRemasterシリーズの1枚として発売されました。多少改善されているという印象です。もともとの音もかなり優秀ですから。

35.Jaco Pastorius/Blackbird (12/19/84) JP CD
 これ以降のJacoは既におかしくなってしまっているので、Jacoを知らない人には聴いてほしくありません。彼の死後に発売されました。ソロが延々と続きますが似たようなフレーズが随所に登場します。ドラムスのRashid Ali(晩年のColtraneと共演)とのデュオでのLiveです。フランスのラジオ局が録音したものということになっていますが、音が歪んでいます。Jaco本では演奏は優秀と評価されています。ただし、印税は一切払われていないとのこと。

36.Essence featuring Jaco Pastorius/Last Flight (11/11/1984) JP CD
 既に音楽界ではまともに活動ができなくなっていたJacoは、リーダーアルバムは出せるはずもなく、このようにゲストの形でしか、録音ができなくなっていたようです。このアルバムは、その中では好きなアルバムです。さほどおかしなプレーはしていません。LPでは3面という変則アルバムです。Jaco本では、取り留めの無いセッションとあります。他のメンバーは全くの無名ですが、少なくともJacoは創造的なPlayをしていると思います。

[Jacket Photo]37.Randy Bernsen/Music for Planets, People & Washing Machines (1984) US LP
US LP:ZR-5006 Matrix:ZR-5006-A SLM Δ9139 1-1/ZR-5006-B SLM Δ9139-X 1-1
 Jacoは2曲で参加しています。違和感の無い演奏ですし、曲も悪くありません。Jacoはのびのび弾いているように思えます。ゲストははなかなか多彩で豪華です。いわゆるFusion Soundです。音質も良好です。

38.Brian Melvin's Night Food (1985) JP CD
US LP:SJP214 Matrix:SJP214 A 4C1/SJP214 B 1QC2
 Brian MelvinはかなりJacoの面倒を見ていたようです。まあ、Fusionに分類されると思います。出来は、当時の状態からするとまあまあでしょうか。当時は無名だったBrian Melvinには彼の名前が必要だったのかもしれません。ジャケット違いで同一内容のものが発売されていたので、ダブって買ってしまいました。Brian Melvinは、Jacoの面倒を見ていた彼にとっては恩人になります。録音は84年11/17から85年1/3となっています。

[Jacket Photo]39.Deadline/Down by Law (1985)
US LP:CELL6111 Matrix:CELL-6111-A MASTERDISK/CELL-6111-B MASTERDISK
 Bill Lazwellのプロジェクトのアルバムです。Jaco本によると、彼を呼んだつもりは無かったのに勝手について来てPlayしてしまったとか。このときもかなりひどかったそうです。1曲だけBassを弾いています。最初はどれがJacoかなと思いますが、中盤に登場してお馴染みのBottom Lineを弾いた後に少しSoloのようなPlayが入ります。


40.Pastorius - Live in New York City, Vol.1-Vol.7 (1985) US CD
 90年代になってからシリーズ化されてVol.5まで発売されています。クラブでのライブを隠し録りしたような感じで、あまり良い音とは言えません。収録されている曲もかなりダブっています。これらのアルバムから編集されたアルバムも出ています。Jacoのピアノが聴けるのがあります。海賊盤と考えて良いでしょう。Jaco本によりますと、印税は遺族にきちんと支払われているようです。
('99/1/31)今年に入って新たにVol.6とVol.7が追加になりました。しかし、CDNOWではVol.7しか売っていませんでした。Vol.6は近くのお店で買いました。これは、1985年21月1日つまりJacoの誕生日に録音されたLiveで冒頭に'Happy Birthday'が演奏されます。音質は歪んでいて良くないですが、演奏の方は一連のシリーズではましなほうでしょう。このシリーズは延々と続きそうで怖いです。状態の良いときのJacoの録音なら大歓迎なのですが。
('99/2/8)Vol.7を聴きました。録音日は不明です。最初はJacoのソロですが、おなじみの曲が並びます。メンバーの曲をやや多めに演奏しています。音質は相変わらずです。録音日などの詳しい情報はあまりかかれていません。このシリーズ、あんまり続いてほしくないなあ。(15枚分のストックはあるらしい)

41.Francisco Mondragon Rio featuring Jaco Pastorius - Natural (4/21,23/85) JP CD
 これもゲストの名目で参加しています。この頃の録音に関して個別にコメントするのは難しい部分があります。往年の彼を知る者にとっては特に...。Jaco本ではこのRioなる人物の売名行為的な作品であるとの評価です。確かに。

42.Jimmy Cliff/Cliff Hanger (1985) US CD
 1曲だけの参加です。こんな人ともやっていたのですね。CDで入手可能です。最初はまじめに弾く気があるの?と思うようなPlayですが、後半に短いSoloがあります。まあ許せる範囲でしょうか。

43.Brian Melvin/Jazz Street (1986) JP CD
 発売当時は、ラストレコーディングだと言われていましたが、実際はそうではなかったようです。前作との音楽的な違いはありません。

44.Brian Melvin's Nightfood/Nightfood (1986 マイルスモード) JP CD
 紛らわしいタイトルです。原題のおかげで長い間躊躇していました。Jazzのスタンダードも演奏しています。やはり前作との音楽的な違いはありません。

45.Brian Melvin Trio/Standards Zone (1986) Ger CD
 これはかなり趣の異なる作品で、後期の作品の中では、非常に良い出来の作品です。ピアノトリオの演奏でJazz Standardを演奏しています。Jacoの状態もかなり良いです。そして、音質が非常に良いのです。Rec.Audio.High-EndにもこのCDを挙げている人がいました。買っても損はないでしょう。

46.Jaco Pastorius/Honestly solo live (3/1986) JP CD
 Bassソロによるライブ演奏です。やはり辛い部分はあります。

47.Jaco Pastorius/Live in Italy (3/1986) JP CD
 ギタートリオによるライブ演奏です。49.での延長線上にあると思います。出来は良い方です。

48.Jaco Pastorius/PDB (2/1/86) JP CD
 タイトルは、Pastorius/(Kenwood)Dennard/(Hiram)Bullockの頭文字から取っています。粗悪なアルバムで、出来の悪い海賊盤を想像してください。彼の死後に発売されましたが、死者への冒涜にも値するものでしょう。買ってはいけません。

[Jacket Photo]49.Bireli Lagrene & Jaco Pastorius/Stuttgart Aria (1986 テレサ) Ger LP
GER LP: JP-1019 Matrix: JP-1019 A2 B-B-I/JP-1019 B3
 日本では、最初は'テレサ'という邦題でしたが、発売元が変わってからは原題の通りになっています。やり直しがきく分良いのではないでしょうか。Donna Leeを演奏していますが、テンポが速いことは割り引いても往年の面影はありません。

++.Bireli Lagrene & Jaco/Broadway Blues+Teresa 2CD
 '98.10月の発売です。どうやら49.のOut Take等を含めて2CDになっています。曲の前の会話なども収録されています。お店の試聴ブースにあったので少し聴いてみました。Remasterと表記されていますが、Disk2はかなりノイズが多いです。Disk1は49.+αの内容で、Disk2はTerressaというタイトルで3曲収められていますが、即興演奏といった印象の曲です。輸入盤で見ましたが、\4,290とかなり高価です。

50.Mike Stern/Upside Downside (1986) JP CD
 1曲だけ(Moon Swings)の参加です。Jacoのために書いた曲だったので、どうしてもJacoに参加してほしかったとのこと。Jacoはこの曲を良くコンサートで演奏したそうです。彼のVideoにJacoが登場しているそうですね。アルバム自体は私の好みではありません。録音は、3-4月だそうです。

[Jacket Photo]51.Randy Bernsen/Mo' Wasabi (1986) US LP
US LP: ZEB-5857 Matrix: ZEB-6043 BG4/ZEB-6044 BG3 (Promo Edition)
 Zebraというレーベルから出ています。Fusion系です。2曲に参加しています。こちらもゲストは多彩で豪華です。全作と同様の感じで悪くはありません。演奏も音質も良好です。

52.Randy Bernsen/Paradise Citizens (1988) JP CD
 1曲だけの参加ということになりますが、実際には昔(82年頃?)に録音したものを細切れにしたものがイントロに使われているだけです。Continuumはアレンジを変えて収録されていますがJacoは参加していません。Jacoは名前だけと考えた方が良いでしょう。ジャケットはいいですね。

53.Jaco Pastorius/Golden Roads (1986) JP CD
 映画のサウンドトラックです。若い監督が自費で制作した映画のようで、彼の希望でJacoに音楽を依頼したそうです。映画については、上映されていないので不明です。Benjamin Germainという人と二人で延々と即興演奏を行っています。どうやら、Jacoは映像を観ているようです。牧歌的な曲と言えなくもありません。35分ほどの演奏で1曲のみ収録されています。

54.Jaco Pastorius/A Good Stitch For Golden Roads (1986) JP CD
 53.と同じ録音です。JacoはKeyboardとPerでBassは弾いていません。打ち込みのリズムBOXをバックに二人が即興演奏をするという構成です。上のよりは聴きやすいと思います。しかし、上のアルバムと合わせても60分強の演奏時間ですから、わざわざ分けて発売したというのはどう考えてもJaco Fanの懐(金)を目的にした陰険なやり方に思えてなりません。この2曲を1CDで発売するのがごく自然なやり方だと思います。Holiday For Pansの問題といい、このSound Hillsという会社はろくな会社ではありませんね。ちなみにこの会社の商品は、普通のお店では注文することができません。(つまり、限りなくBootlegに近いという事です。)

55.Jaco Pastorius/Curtain Call (10-11/1986) US CD
 最後の録音は今のところこの作品のようです。45.のメンバーで小さなレストランでのライブのようです。やはりJazzのStandardを基本にしています。音はまあまあです。演奏もまあまあですが、この頃の作品の中では良い方ではないでしょうか。

56.Jaco Pastorius/Heavy'n Jazz (12/1986) US CD
 Bireli Lagrene, Serge Bringolfとのトリオです。Rockの曲が多く演奏されています。Smoke on The Waterなんて聴いてみたいと思いませんか?ジミヘンもやっています。Rockファンにはお勧め?録音としてはこれが最後(Trade音源は除く)のようです。
 日本盤(ジャケットも違う)では、最後の曲(Jaco Raggae)が含まれていないそうです。

57.Jaco Pastorius/In New York (7/27/99 on Sale)
 2CDで、Hiram Bullock, Kenwood Dannardとのトリオで演奏しています。やはり1985年のLiveでしょう。Song Listを載せておきます。(この音源は既発売のオムニバスのLiveとの情報をいただきました。)

*Dania
*I Shot The Sheriff
*Continuum
*Punk Jazz
*Promise Land
*Teen Town
*Dear Prudence
*Why I Sing The Blues
*N.Y.C. Groove
*Son Of Creeper
*Invitation
*Three Views Of A Secret
*Naima

58.Jaco Pastorius/Rare Collection (10/1/99 on Sale) JP
 全盛期のJacoが他人の作品に参加した曲をAdlibの松下氏が選曲したという日本企画のアルバムです。半分以上の曲はCD化されていないので、CDしか聴かない人には朗報でしょう。しかし、どうせなら全曲を収録するのが本当でしょう。結局コアなファンは、LPで全て揃えよということです。コアなファンにはお勧めしません。
 2001年の12/1(Jaco生誕50周年)を記念して、日本企画でRare Collectionの特別盤が発売されます。何曲か曲が追加されるようです。そして、謎(?)の紙ジャケ盤(初回限定)だそうです。これでもCompleteにはならないと思います。

59.Live And Unreleased (10/1/02) US CD
 WRの新作でタイトル通り未発表Live集です。Jaco在籍時以外の曲もありますが、半分以上はJacoの演奏が聴けます。中にはTrade音源と収録日が同じものもあります。録音・演奏共に非常に優秀で超お勧めです。Zawinulさんは膨大なコンサートの録音をお持ちのはずですから、ぜひともFripp卿みたいに音源の発売をお願いしたいのですが...。

60.Punk Jazz (4/22/03) US CD
 未発表音源を含むAnthology作品です。Warner系のRhinoからの発売なので、WoMやInvitationからの曲が多いです。TrilogueからのFireign FunとTwinsからのOkonkole'y〜はUSでは初出になるそうです。本当の未発表音源は...
The Chicken(Home Recording):'68-69に自宅で一人で多重録音したものとのこと。意外と音質は良好です。演奏はまだアマチュアの域を出ていません。
Amelia(C.C. Riders):'72録音のLive音源です。Audience録音です。Jacoの曲でSoulfulなBrass Rockです。この頃の録音が非常に少ないのが残念です。
Good Morning Anya(from Holiday for Pan):未発表扱いになっています。Sound Hills版はやはりBoot扱いなのでしょう。いわゆるJaco Mixと思われます。Sound Hills版とはMixが異なります。こちらの方が音質が良好なこともありますが、気持ちよく聴けます。フロリダの海岸で時間を忘れて過ごすとき、Backに流れていると最高でしょう。この曲ではJacoはBassを弾いていないので、このSessionで本当にJacoはBassを弾いていないのか真偽は謎のままです。

61.Donna Lee -Live at 東京武道館- (9/21/04) JP CD
 AltusなるLabelから04の彼の命日に発売された音源です。Minor Labelからの発売なので少々入手が難しいです。ジャケにはNHK CDとあるように、Aurex Jazz Fes.の東京公演をNHKが放送した音源と思われます。この放送は録音しています。収録曲は、Three Views of A SecretとOkonkole y TrompaがCutされています。また、曲順も多少異なってます。On-Airは実際の演奏と同じ曲順(大阪と同じだとして)で、Invitation/Soul Intro-The Chicken/Donna Leeの順でした。目玉はDonna Lee収録となっています。他には、Jacoが加工した部分(Echo処理など)がどこかをTwinsなどと比較してみるのも面白い(Mixの仕方やEchoのかけ方は彼の天才的なところがよく判ります)ですし、誰かが収録用のマイクをコツコツと叩く音は、曲順の変更に伴ってカットされています。Donna Leeの収録をアピールする(1曲目)のと余計な雑音除去のために曲順を変えたようですけど、Concertを観た人には不満な変更でしょう。音質は32bit Masteringということですが、さほどすごいとは感じませんでした。ヒスは除去されていません。完全版(On-Airされていない曲も含めて)ではないのが残念です。

62.Legendary Demo & Live Tracks (6/23/08) JP CD
 '74年録音の自費出版の音源を中心に、'70年のWoodchuck時代の2曲とLive音源からなります。Live音源の中には、Trilogueと同じLiveのみ発表音源も含まれています。確かに歴史的な価値は大いにあります。'74年には既に彼のStyleが確立されていることが判ります。また、彼の1st Soloの雰囲気は'74年の音源と同じことが判ります。Jacoファンには、彼の歴史を知る意味でも重要な音源であると言えます。

63.The German Concerts/WR (2011) DVD版
 海外ではバラで発売されているBootのような3作品が日本では1Packで発売されました。CD版とDVD版が存在します。DVD版を購入しました。音声はLPCM 48K/16bitなのでDVD版をお勧めします。CD版に添付のDVDでは堪能できないでしょう。Jacoが演奏しているのは、Disc2のOffenbach(9/29/78)のみです。2時間10分と全盛時のWRのConcertの全貌がわかります。カメラが入っているので、無難にまとめようとしていますが、十分すばらしい演奏が繰り広げられています。Jacoはそんなことお構いなしですが。バラで売ってりる輸入盤の'Offenbach 1978'だけ持っていれば十分かもしれませんね。

**Jazz Point Record Series (Ger)

 ドイツのレーベルからデジパック仕様でJacoのアルバムが何枚か出ています。ほとんど上記のアルバムとダブりますが、次の作品のみ未発表音源が追加されて発売されています。音源は全てRemasterされているようです。

Broadway Blues & Teresa (3/1986) Ger CD
BROADWAY BLUES (Disk1)
1 Bluma 3'15"
2 Reza 6'59"
3 Broadway Blues 12'54"
4 Teresa 5'36"
5 Jaco Reggea 10'45"
6 Chicken 5'47"
7 Medley / Donna Lee 8'17"
8 Berga 4'03"
9 The Days of Wine and Roses 6'27"
TERESA (Disk2)
1 Track 1 13'46"
2 Track 2 15'08"
3 Track 3 8'58" 
 ライナ−とTeresaの手書きの楽譜(?)が入っています。本番以外の部分の音も収録されていて、Jacoがスタジオで言ったことも収録されているので彼が何を考えていたのかは判ります。このセッションでは完全にJazzがリーダーとして機能しています。出来上がったものではなくて制作過程の状態をそのままCDに入れていますので、人によっては間延びして退屈に感じるでしょう。このアルバムに関しては、別物のドキュメンタリーアルバムと考えた方が良いでしょう。音質に関しては、低域をややカットしたという印象です。演奏中はノイズはありませんが、曲間の話し合いやリハの部分ではノイズがかなり盛大に乗っています。
以下、カタログにあるリストのみ掲載しておきます。
Heavy'n Jazz (12.1986)
"Honestly" - Solo live (3.1986)
Live in Italy (3.1986)
Stuttgart Aria (3.1986)

**Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix (1993?) JP
 これは番外での登場です。MethenyがThird Stone From The Sunを演奏しているのですがそのBassラインがJacoのBassの音をサンプリングして使われています。確かにJacoの音がします。実際に彼が演奏しているわけではありません。

[Video]

1.Weather Report/Live at Montreux(Montreux Jazz Festival) (1976.8.7) VHS
 WOW WOWから録画してもらいました。海賊版Videoにも収録されていますが、収録日は違うように思います。WRへの加入直後のライブです。最高の出来とまでは行きませんが、良い演奏ではないでしょうか。まだバンドに慣れていない様子がうかがえます。それでも彼の躍動するBassが堪能できます。貴重度は大の映像です。
Song List

1.Weather Report/Montreux '76 & Midnight Special (1976-7?) VHS
 画質音質ともに悪い海賊版Videoです。Montreuxの収録日は上とは違います。最高の出来とまでは行きませんが、1曲目の'Birdland'の原型でのSoloは圧巻です。しかしまだバンドに慣れていない様子がうかがえます。Weather Reportが急速に変化を遂げ神がかった演奏へと進化を遂げる過渡期の貴重な映像です。-Midnight Special-はHeavy Weather発売直後の演奏だと思います。Jacoがかなりリーダーシップを取っているのが判ります。最後の'Plaza Real'という曲はアルバム未収録で、TV番組のテーマで使われたような感じです。なんとも不思議な映像です。Song List

?2.Weather Report/appearance on 'In Concert' (1977) VHS?
 海賊版Videoに含まれている映像かも知れません。詳細は不明です。

3.Weather Report/Rockpalast Germany (9/1978) S-VHS
 なかなか良い演奏です。時間が短いのが残念です。Song List

?4.'Focus on Jazz' TV broadcast of Jaco's solo at the'Berliner Jazztage (1979) 未視聴
 観てみたいものです。

?5.All-star Jam from 'Havana Jam'(1979.3.2-4) 未視聴
 この部分はCD(LP)には含まれていませんね。

6.Joni Mitchell/Shadows and Light (1979) LD,DVD
全盛期のJacoが観れる唯一の正式リリース映像です。これでしか観れないJacoのソロは必見です。尚、どうも未編集(?)のほぼコンサートの全貌を捉えたと思われる110分ほどのVideoも存在しているようです。
('99/1/31)このVideoは'99.3.25に完全版となって再発されることになりました。'Hejira'と'Edith And Kingpin'が新たに追加されています。画質は驚くほど改善されましたが、音はワウフラッターのようなおかしな揺らぎが生じています。
 '03に静止画とMulti CH Mixが追加された新盤が発売されました。こちらでは音は改善されています。

7.Live at Montreal (1982.7.3) LD,DVD
 正式リリースの映像ですが、あまり調子は良くありません。Bassの音もかなり控えめになっています。持っているのは、初版のものでアナログ音声のものです。1998年にデジタル音声&新ジャケットで再発されています。Donna LeeでのSwing感はさすがです。ジャケ写真は再発以降のものです。

8.Aurex Jazz Festival (1982.9.1) DV
 Tradeで入手することが出来ました。NHKが40分番組で放送しました。これを録画されたとは、当時はNormal音声のVCRのみでしたし、Tapeもかなり高価でしたからかなりの思い入れが必要でしたでしょう。3倍速ですがかなり良い画質です。音声がMONOなのは致し方ないでしょう。映像を観て新たな驚きを感じたのは、Sophisticated Ladyの途中で4弦のズレに気がついたJacoは即座に反応してTuneしますがそれでもTuneはうまくいきません。しかしこの後演奏中のハーモニックスを利用してTuneしてしまいました。大事な映像なのでDVにダビングしました。Song List

?9.Jeff Berlin(instructional video) (1985) 未視聴
 早弾きのBassistの教則ビデオです。彼もJacoが好きなようで、Jacoとのセッション'Invitation'が収録されているそうです。

10.Jaco Pastorius/Modern Electric Bass (1985 ) US VHS
 教則Videoになっています。既に全盛期の面影はあまり観ることができません。基本練習のパターンでも何度も間違えています。それでも奏法の解説など役立つ情報はかなりあります。ジョンスコらとのセッションの映像が3曲ほど収められています。小冊子が付属されていて、Videoの解説と楽譜が掲載されています。

11.Trilogue Live in Berlin 1976 (2010?) US DVD
 かつて、LPで発売されたLiveの映像版です。62分で全ての演奏が収録されていると思います。リーダーはAlbert Mangelsdorffです。リハもしていない感じですね。Jacoは楽譜を見ながら演奏しています。Freeの演奏が中心です。Soloでは、Portrait of Tracyを中心にした演奏をしています。まだ、薬や酒におぼれていない頃の彼が見られる貴重な映像です。

[Bootleg]
 だんだん、数が増えてきましたので、
Weather ReportJoni Mitchellはそれぞれのディスコに記述しておきます。リスト一覧:

+.Weather Report/Roxy 5/30/76 (1976) CD
 Jacoの加入直後の音源でありましょう。あまりなじんでいない様子です。音質はまあまあですが、演奏の方は、まだまだという感じです。やたらと高価だったのを覚えています。Song List

+.Herbie Hancock with Jaco (1976) CDR
 珍しい音源だと思います。ギターがいないので、Jacoはギターパートも務めます。'Hang Up Your Hangups'ではJacoのBassのイントロから始まります。既にWRのJacoと紹介されていますから、76年の半ば以降でしょう。演奏はご機嫌です。Song Listが次のものと似ていますから同じツアーである可能性が高いです。そうすると1976年なら年末でしょう。Gentle ThoughtsでのHancockの緩慢なSoloに対してあおりを入れるJacoは面白いです。Song List

+.Herbie Hancock with Jaco (2/24/77) CDR
 1976のと似たSong Listです。演奏も似通っていますから、上の演奏時期とはかなり近いと予想できます。Song List

+.Weather Report/Live Weather (1978) 2CD
 前半は、日本公演でFMで放送されたものが音源になっています。当然それなりの音質ですが、マルチパスでジュルジュルいってます。後半はBottomlineでのライブだそうです。こちらは演奏も音質もあまり良くありません。'75のAl在籍時のものでしょう。日本公演の方は、アンコールで放送された音源(Elegant People)は収録されていません。Song List

+.Solo Concert at LA-GIT (5/25/77) CDR
 どうも講座のような催物の感じがします。彼がSoloをPlayして、それが終わると質問を受け付けてそれに答えています。マイクなしでしゃべっているので、会話はほとんど聞こえません。(録音者の発言は非常にクリアですが)WRの曲やWord of Mouthからの曲をモチーフにしてSoloは演奏されています。テープの関係か途中で終わってしまっているのは残念です。

+.Weather Report (?) VHS
 かなり画質の悪い海賊版です。Videoの1.と3.が収録されていて、それに2.が収録されているかもしれません。それ以外にTV番組のオープニング(エンディング?)と思われる映像(演奏がWR)が収録されています。Montreuxの映像は、先のものとは違います。収録日が異なるようです。内容は貴重だと思いますが、画質・音質とも悲惨です。

+.with Jimmy Page at Lone Star Cafe (4/30/85) MD
 本によると、たまたま居合わせたJimmy Pageを無理やりステージに上げてJamをしたとか。Blues Jamがだらだらと20分も続いています。演奏で特に記述することはありません。Jacoは彼に気を使ってか演奏中もJimmy Pageの名前を連呼して持ち上げています。音質もいまいちです。Bootが出ているようです。

+.Punk Jazz (1998 BBC) MD
 BBC Radio 3で4週にわたって放送されたJacoのドキュメンタリー番組です。一回目の放送では、'Portrait of Jaco'に収録されるのではと思われるかなり貴重な音源を聴くことができます。インタビューを中心に進行され、それらの曲がBGM扱いであることが非常に残念です。それでMDにダビングすることにしました。三回目以降は既発表の音源ばかりです。インタビューはかなりいろいろな人が登場します。Aurex Jazz Fes.(1982)での来日の後、彼がおかしくなってからのことはあまり時間を割いていないので好感をもてました。

[秘蔵版]
 Jacoの音源は積極的に集めているので、どんどん量が増えます。以下のページも参照願います。Joni Mitchell(1979 Shadow & Light Tour etc),Pat Metheny(1974-76 Live in Boston),Weather Report(1976-1981)。

1.Weather Report Live in Japan (6/28/78?) cas,CD
 Heavy Weather発売後の来日公演のFMでの放送をエアチェックしたものです。Joeは'Black Market'の出来が不満で、この曲だけ他の会場の録音が放送されました。2週に渡って放送され(FM Live Stage)アンコール番組でも何曲か放送されました。演奏は抜群です。前述の通り、Bootlegにもなっています。Bootlegに収録されていないアンコールの音源も録音しました。

2.Aurex Jazz Festival (9/1/82) Cas & CD-R
 Word of Mouth Big-Bandの武道館でのライブです。90分番組でFMで放送されました。Twinsに収録されたのがどれかが判ります。Twinsに収録されていないDonna Leeが貴重です。演奏も悪くありません。海賊盤が出ている可能性はありますね。
 9/21/04にCD化されてしまいましたが、CDには未収録曲もあり、曲順も違っています。

3.Word of Mouth (5/22/83) Cas & CD-R
 これもFMで放送されました。観に行った日の夜の部の録音です。この音源だけを聴くとさほどJacoがおかしいとは感じないかもしれません。これもアンコールで'Black Market'が放送されました。新潟では'Sunshine of Your Love'が演奏されたそうです。この音源もBootが出ている可能性はあります。

4.Live Under The Sky '84 (7/28/84) Cas & CD-R,MD
 Gill Evansのオーケストラと来日したときの音源でFMで放送されました。Jacoの短いソロとThe Checkenだけ録音が残っています。これだけを聴くとおかしいなとは感じません。観客は非常に盛り上がっています。完全版をTradeで入手できました。Song List

5.Newport Jazz Festival (1985?) Cas & CD-R
 持っているのは、'Donna Lee'1曲だけです。ドラムともう一人Bassがいます。演奏は悪くありません。

6.Live at Reseda,CA,USA (4/15/82) CD-R
 Big BandでのUS Tourの時のものでしょう。Aurexでの演奏曲とほぼ同じです。Audience Recordingですが、良い方の音質です。Bassを含めて一部の楽器がかなり前の方に定位しますから、かなりステージの近くで録音されたのではないかと思います。これを聴くと、Aurexの時の演奏は非常にこなれた演奏と言えると思います。Jacoはまともという印象です。Song List

7.Live at Krishanstad,Sweden (1983) CD-R
 最後にスウェーデン語(?)のアナウンスが入りますので、FM放送か何かのエアチェック音源でしょう。音質は良い方です。演奏の方もさほど悪くありません。Small Bandの構成ですが、GuitarはMike Sternです。演奏曲や演奏の内容からすると、この年5月の日本公演よりは前という気がします。Song List

8.Solo with Toots Thielmanns (11/2/79) CD-R
 JacoのSoloコンサートです。Thielmannsが最後にゲストで参加しています。AurexでもこのDuoを観ることができました。どうもFM放送のエアチェック音源のようです。電波の状態なのか、受信機側の問題なのか、ノイズや歪が入っています。Liveは2部形式になっていて、1部はMONO、2部はStereoで録音されていました。Mysterious Mountainの時だけバックなのかテープなのかStrings系のバッキングが入ります。Soloではお馴染みの曲がほぼ網羅されています。Song List

9.Live at Kool Jazz Festival (6/27/82) CD-R
 Big BandでのUS Tourの時のものです。Aurexの演奏にかなり近いです。この録音は去年('98)にBBCで放送されたものをエアチェックしたもののようです。冒頭にアナウンスが入っています。こんなに新しい録音なのに音はあまり良くありません。PCに取り込んで波形を見ると、上(+)側の頭だけがつぶれたような波形になっています。Off SetがずれたTunerで録音したのでしょうか。非常にもったいないことです。尚、この日の録音は何種類か存在するようです。多少Setlistの異なるデータを見たことがあります。Song List

10.Northsea Jazz Festival (7/10/83) CD-R
 日本で放送されたのはこれだけですが、ヨーロッパでは全てが放送されたようです。Song List

11.Live at Beverly Theatre (11/20/83) CD-R
Audience録音です。後でノイズ除去を試みていますが、不自然な音になってしまっています。かけすぎの場合にこのような音になります。結果的には音質はいまいちということになります。'Havana'が演奏されているのが貴重でしょう。結局この曲は生では聴くことができませんでした。Song List

12.Word of Mouth (5/21/83) CD-R
 Audience録音です。録音日不明とのことでしたが、東京厚生年金ホールに間違いがなければ、5/22は昼(FM放送)/夜(観に行った)どちらでもないので、5/21ということになります。音は悪くありませんが、4倍速でCDRを焼いたのかDrop Outが多いのが気になります。選曲・演奏とも5/22とは大違いでこちらの方が良いのではないかと思います。観に行った5/22(夜)は一番良くなかったように思います。Song List

13.An Afternoon with Jaco Pastorius (6/19/87) CDR
 FMで放送された音源と理解しています。このときの彼はかなりおかしいです。自分は世界一のBassistだ!今でもWeather Reportのメンバーとは家族でメンバーでもある!等と叫んでいます。最初はピアノで'青い影'をモチーフ(?)にしたソロ、その後はBassでAmerika - Star-Spangled Banner - Purple Haze等が演奏されるがかなり支離滅裂です。彼の死の少し前の音源ということで貴重ですが、このときに放送を聴いた人はどう思ったことでしょう?

14.Newport Jazz Festival (6/23/79) CDR
 Audience録音でした。42分ほどでSoloの演奏が続き、最後のメドレーだけPat MethenyとBob MosesとのTrioでBroadway Blues等が演奏されます。音はClipしていますがTrade音源としてはましな方でしょう。SoloではWoMや一連のSolo Partで演奏される曲が中心です。

[Tribute]

1.I Remember Jaco US CD
 彼が亡くなったあと暫くして発売されました。Bob Mintzerが中心でほとんどの曲は彼の曲です。Jacoの曲は、'Three Views of Secrets'だけ、Jacoへの思いを込めた新曲で構成されという感じです。

2.Tribute to Jaco Pastorius JP CD
こちらは正真正銘のTributeアルバムです。'98/7/23発売です。詳細は購入してから。JP盤のみBonusが1曲追加です。Jacoに対する思い入れが強いので、全くの新曲か、アレンジが全く異なるか、それとも限りなくJacoに近いかでないと私には受け入れることは難しいです。'Third Stone from The Sun'はモロジャズになっていて良かったです。それ以外だと、'Come on Come Over'が印象に残っています。やはりJacoの演奏が聴きたいですね。

3.For Our Friend US CD
日本では発売されていないと思います。USでもLocalで発売されたという感じのアルバムです。FriendというのはもちろんJaco。目玉はJacoが録音を残していない自作の曲(Blow Fish Blues,Microcosm)が収録されていることです。ピアノトリオの演奏です。Jacoとは切り離しても楽しめるアルバムです。

 アルバムの中でJacoへの追悼の曲が入っているのは、Miles Davis/Amandla(1989)の中で、'Mr.Pastorius'を演奏しているものと、Marcus Miller/The King Is Goneの中で'Teen Town'をチョッパー(今はスラップとか言うんだって)で決めています。

4.The World Is Out US SACD
JacoのいないJaco Pastorius Big Bandの演奏です。この企画はそろそろ終わりにしません?

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