投稿者：松尾キヨノリ
投稿日：03月28日(日)14時54分07秒
みなさん 「モンティ・パイソン」を御存知ですか？
最近出た 「モンティ・パイソン大全」という本
（注意！ マニア以外には あまりお勧めできません,まぜるな 危険！）
を 渋谷ＨＭＶで買ってしまったおかげで,
ちょっとハマッてます.
知ってる人もいると思いますが 「モンティ・パイソン」とは
日本のＮＨＫにあたる イギリスのＢＢＣが,１９６９年から７４年にかけて
放送した ギャグ番組「モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス」
略して「モンティ・パイソン」のことで,
イギリスでは コメディー界での ビートルズとまで言われている
６人のメンバーのうち ５人が ケンブリッジ, オックスフォード出身の
インテリで 残る１人が 後に映画「未来世紀ブラジル」,「１２モンキーズ」
などの監督として知られる テリー・ギリアム（唯一のアメリカ人）
日本での放送は １９７６年頃のこと,
僕は この放送が毎週 楽しみでした.
勿論 内容も面白いんですが 何と言っても凄かったのが 日本語吹き替え
のテンションの高さ, 特にエリック・アイドル役の 広川太一郎は
感動もの！！
ちょっと大きいレンタルビデオｓｈｏｐなら たぶんこのシリーズが
「空飛ぶモンティ・パイソンＶｏｌ．１〜Ｖｏｌ．１４」として
あると思いますが 日本語吹き替え版じゃないんですよ！残念！
（注意！マニア以外には あまりお勧めできません,まぜるな 危険！）
「モンティ・パイソン」のギャグは 放送当時のイギリスの「ご当地ネタ」
が かなり多いので ず〜っと字幕で見ると ちょっとつらいかなぁ〜
当時の日本語吹き替え版の発売を望む！！
しかし,マニアじゃなくても 十分に楽しめる有名な場面があって
それは１本目「空飛ぶモンティ・パイソンＶｏｌ．１」の 始まってから
１０分くらいのとこに出てくる ５分間位のギャグで
長身のジョン・クリーズの傑作「Ｓｉｌｌｙ Ｗａｌｋ」！！
それから これもレンタルビデオであると思いますが 『ザ・ラットルズ』
これは アメリカの人気コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ」の
特別番組として製作された ビートルズの誕生から終わりまでを
描いたドキュメンタリー映画「コンプリ-ト・ザ・ビ-トルズ」の
パロディーもので,
「モンティー・パイソン」のエリック・アイドルが
ミュージシャンのニール・イネスと作り上げたもので
音楽も面白く この中で アニメーションにのって歌われる
「ｃｈｅｅｓｅ ａｎｄ ｏｎｉｏｎｓ」は ジョン・レノンが
歌ったバージョンがあると噂されるほどの 雰囲気モノ！
このビデオは 一見の価値有り！！（ジョージ・ハリスン,
ミック・ジャガー,ポール・サイモンもゲスト出演！）
ただし,基本的にはギャグなので そのつもりで.
（例えば Ｉ ａｍ ｔｈｅ Ｗａｌｒｕｓが
Ｉ ａｍ ｔｈｅ Ｗａｉｔｒｅｓｓになってたり）
先日 杉君と「モンティー・パイソン」の話になり
もしも ピカデリー・サーカスのラジオスポットなんかを広川太一郎が
やったら きっと面白いだろうと 盛り上がってしまいました！
「Ｍｒ.ビーン」として有名なローワン・アトキンも 若い頃,
パイソンにハマッていたという話.
しかし 日本のＮＨＫにあたるイギリスＢＢＣで 大胆にも
あらゆる権威を茶化しまくった「モンティー・ パイソン」
そして それを受け入れた国民性
さすがに 「ユーモアの国 イギリス！！」