発表会があった。
前回から 3 ヶ月しか経ってないが、これは俺が通っている島村楽器の店舗が開店十周年を迎えての記念コンサート。大分、気合が入っていて、パイプオルガンがある大ホールを借りて、二日連続のステージとなっている。
そろそろ業務が立て込んでくる時期なので、土曜日ではあるのだが「ドタキャンするかもよ」と注意書きをつけてのエントリ。幸い、休みになったので、昼の内に練習して、夕方に出かけた。
やったのは西村由紀江の「
終わらない坂道」。これを発表会に掛けるのは二度目で、前回は
2004 年。簡単な曲ではないし、サルベージするのにも結構、手間がかかったのだが、まぁ、発表会映えする曲、ということで。
結果から言うと大失敗。三度ほど、飛んだ。幸い、頭真っ白とはならず、右か左のどっちかはなんとかなってたので止まったり弾きなおしたりはしなかったが、楽譜に書いてあるコードを頼りに合ってそうな音を弾いたり、いっそ弾かずに次のポイントから入ったりして誤魔化した。なんなんだか。
始めてから長い曲なんだが、なんで飛ぶかね。
自分で答えると、「俺はこれを弾くんだ!」っていう精神状態になってなかった。嫌々やってた、という意味ではなく、今回に向けての練習量は少ないからしみ込んでなかった。あと、長丁場の発表会で他の人のいろんな曲を耳にして、「あ、これもいいね」とか思ったり、「あれ、これに似た曲なかったっけ」って記憶を手繰ったりした結果、自分が弾くべき曲が自分の中から追い出されてしまった、という感じ。
平たく言えば、集中してなかった、ってことになるのかね。
今月は、反省会の意味も含め、もう一度、レッスンがある(それもキャンセル含み)が、来月から3か月、休会期間となる。
多分、早めに帰れたときに十分くらい弾く、という感じになると思うのだが、ほとんど触ってませんでしたー、ってなったらやだねぇ。