ストレスでどうしてわきががひどくなるのか?

ストレスを感じるとどのような体の変化を感じるでしょうか。
イライラする、頭痛がする、身体が冷えると言った症状を伴う人もいますが、実はストレスがたまると自律神経の働きで汗が大量に出ることもあるのです。
汗が出るということはわきがの人にとって恐怖なことかもしれませんね。

 

しかもストレスがある時ってわきがの原因になるアポクリン腺からの汗が大量に出るともいうのです。
そしてそのアポクリン腺からの汗は、とてもべたつくねばい汗なので、簡単にふき取ったりすることが出来ません。
それが時間を置くと雑菌の繁殖につながり、わきがの原因になるのです。

 

またストレスを感じた時の汗って、冷や汗、脂汗といわれるように、あまり感じのいいものではありませんね。
一般的に、質の悪い汗といわれます。
そのために脂汗などはべたつきの原因になるのです。

 

ストレスを感じた時って、わきがの人は匂いが強くなることもあるのですが、これまでわきがではなかった人も注意が必要です。
なぜならストレスによってアポクリン腺は活発化して、これまでわきがではなかった人もその傾向がみられることもあるからです。
だから誰も油断ができないんですよ。
そしてストレスにさらされている人は常に注意が必要なのですね。

ストレスを感じるとアポクリン腺が大きくなる

先ほどストレスを感じるとアポクリン腺が活発化すると言いました。
通常アポクリン腺の数は生まれた時から変わりません。
成長するにしたがって数が増えるということもありません。

 

しかしながらストレスを感じると、その一つ一つが刺激を受けて大きくなるということはあるのですね。
一つ一つが大きくなると、そこからの汗の分泌が多くなってしまうので、わきがの原因になってしまうのです。
ではストレスを感じてもわきがの原因となるアポクリン腺を大きくしないための対処法はあるのでしょうか。

 

ストレスをためた時に、暴飲暴食に走る人もいるかもしれません。
その時に欧米食に走ってしまうとわきがは更に助長されてしまいます。
そのためにできれば和食でストレスを解消したら一番いいのでは?懐石料理などを食べるとちょっと優雅な気分に浸れるので、ストレスの解消にもなりますよ。

 

またストレスを感じた時には、わきがのことをあまり気にし過ぎないことも大切です。
わきがのことばかり気にしていると、更に脇汗をかいて、わきがが助長されるからです。
できれば脇汗のことは気にせず、ファッションを楽しむ、スポーツを楽しむという自分らしい行動をとった方がストレスの減少につながりますし、わきがの増強も防いでくれるのです。