夏にわきがの臭いが強くなる原因と対策

普段、自分の体臭には慣れてしまうので自分の臭いには鈍感になりがちです。
また、一番汗をよくかく夏場は普段に比べて臭いが強くなっていることも多いのですが、自分では気づかないことも多いです。

 

もともと汗には臭いはありません。かいた汗がわきがの臭いへと変わるのにだいたい4〜5時間かかると言われています。

 

ではなぜ夏場にわきがの臭いがきつくなるのかというと、夏場は汗をかいていることが多く、菌が繁殖する前になかなかケアをすることができないからです。
なので汗をかき、皮膚表面にいる細菌が時間とともにどんどん繁殖することによってわきがの臭いへと変わっていき、だんだん臭いが強くなっていくのです。

 

それとは逆に、夏場はクーラーがよく効いている場所が多く体が冷えてしまいます。
すると汗をなかなかかかないので代謝が落ち、老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
それに寒いと水分の摂取量も減ってしまうので、ドロドロとした汗になり、わきがの臭いが強くなってしまいます。
汗をかきすぎても、逆に汗をかかなさすぎてもわきがの臭いは強くなってしまいます。

 

そして夏場はビールなどアルコールを飲む機会も多くなります。アルコールも体臭の原因の一つです。

夏のわきがにどのように対処すればよいのか

夏のわきがの臭いを和らげ、わきがを予防するには、いくつかの方法があります。

 

まずは、制汗スプレーや汗を拭くシートを使うことです。
わきがの臭いの原因は、汗によって出る皮脂を細菌が分泌する時に出る臭いなので、その原因の汗をふきとることが大切です。
特に夏場は汗の量も多いので、こまめにふきとることが大切です。
そして、殺菌作用のあるものを使うことによって、細菌を殺菌できるので臭いを作り出す元を消すことができ、わきがの予防にもなります。
また、体臭を和らげる石鹸やボディーソープを使うことも効果があります。

 

そして、脇の毛を適度に処理することです。
脇には沢山の細菌がいます。なので、脇の毛が多いと細菌を繁殖させてしまい臭いの原因となってしまい、わきがの臭いが強くなってしまいます。
特に夏場は汗をかきやすく、脇に汗が溜まりやすくなっています。
脇の毛を処理する時の注意として、毛根を傷つけてしまうので抜かないようにすることが大切です。

 

あと、汗をかいたらこまめに服を着替え、シャワーを浴びることが大切です。
夏場は常に汗をかいてしまいますが、できるだけ臭いの元をなくすことが大切です。

 

このように、夏場は汗を沢山かくので臭いのケアが大変ですが、ケアをこまめにすることでわきがの予防になり、臭いを抑えることができます。